【2019/8/30 20:00~】蠢く照明 リキッド・ライト・ショーの世界

スペクテイターの「ヒッピーの教科書」号にあわせて
60年代のサイケロックを彩った舞台演出のリキッドライトショーについて、
現在、当時の手法を使ってイベントを行なっている大場雄一郎(OverLightShow 〜大箱屋〜 主宰)さんのトークイベントを行います。

リキッドライトは色のついたオイルを投影することにより舞台にさまざまな模様を出現させる照明法。
ジェファーソン・エアプレーンのステージや、赤坂のディスコ「MUGEN」、また「ゴジラ対ヘドラ」の中にも使われているリキッドライティングの歴史や仕組みをお話いただきます。

気流舎の本棚もリキッドライティングできる⁈
手元に合わせて絵柄がどんな風に変わるのか、
簡単な装置で仕組みを実演していただく予定です。

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大場 雄一郎(OverLightShow 〜大箱屋〜 主宰)
https://www.facebook.com/OverLightShow/

1998年頃から活動していたロックバンド「ムコウミズ」Voで、自身のバンドにライトショーを入れようとしていたのがそもそもの始まり。
最近は多くのバンド・イベントをライトショーで彩っている。
現代日本で1960年代当時の方法、機材を使ってライトショーを行っている
リキッドライト用にその場で作られた液体、投影は二度と同じものは作れない。
一夜限りの表現。
日本では馴染みの少ない表現方法ではあるが、デジタルVJや映像とは圧倒的に違う魅力・迫力を持つアナログの無限の表現力を後世に残せるよう活動中。

リキッドライトとは、1960年代にアメリカ西海岸で流行した舞台用照明。歴史的な表現方法として現在でも極少数の人間によって引き継がれている。その場で作った液体を投影することで色彩感の強い、動的な写像を作ることができる。
フィルモアイーストではジュシュアライトショーが常設され、アイアンバタフライのジャケットなどでもその姿は確認できる。
1967年世界初の大規模ロック・フェス「モンタレーポップフェスティバル」に全面ライトショーが導入された。
限られた徒弟制度やほぼ独学で極少数の人間のみに引き継がれている。今、まさに滅びようとしている表現方法。

○日時:2019年8月30日(金)20:00~22:00(お店は23時まで) ※途中入退場OK
○場所:気流舎(下北沢)https://goo.gl/maps/yQvaDd7Zn262
○会費:自由料金(投げ銭)制  ※1ドリンクオーダーお願いします