【‪2018年12月24日(月・祝)15;00~‬】  冬まつりから考える民藝の哲学 ~掌に握りしめた雪のように~

「冬まつりから考える民藝の哲学

~掌に握りしめた雪のように~」

鞍田崇(哲学者・明治大学准教授)

12月24日(月・祝)15;00~

place:下北沢 気流舎

投げ銭制です。

ワンドリンクオーダーお願いします。

あたかも掌に握りしめた雪のように―― 亡くなる直前に折口信夫(釈迢空)は、日本の短歌、ひいては日本文化をそんなイメージに託したといいます。内容は何も残らないが、ある思いだけは残る。これほど的確で、しかも詩情あふれる日本文化イメージはないと絶賛し、この一節を僕に教えてくれたのは花人の川瀬敏郎さんでした。今回は、この言葉を糸口として、日本文化に目の革新を迫った民藝と茶、ふたつのまなざしが見出した世界について考えます。寂滅から再生へ、移ろいゆく時に思いを馳せながら。