Sun, 30 Jan 2005

変化は音とともに

ついに会社に辞意を伝えました。
意向としては三月末まで。案外すんなりかも。

人生のコマがコトリと音を立てて動いた感じ。
人生に進む方向があるとして、
その向きが変わるときがあるなら、
それは会社を辞めたときではなくて
思いを口にした瞬間なのかもしれない。

さて
向いた方向に続く道が
楽しさと美しさに満ちていますように!
少なくとも僕自身はとても楽しみ。

面舵いっぱい!

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近況報告

忙しすぎて間(ま)が空いてしまったので
その間(かん)の近況報告など。

ロケ
正月三日からいろんなところへ。
二週間以上、日の出前から深夜まで休み無し。
それでもやっぱり旅はいいなと。
期待の沖縄はふつーに冬でした。

浅葉克己 × 中沢新一 @ggg
デザインに対する中沢新一の解釈が好きで、
浅葉さんというよりは中沢さんの話を聞きに行った感じ。
「チャームの化身」とか読んでみてくださいよ。
二人ともすごいことやっているのに軽さを忘れず、
そのバランス感覚に感嘆。
次回のバラリンジもさっそく予約。

見田宗介「芸術社会学入門」@朝日カルチャーセンター
前回と重なることも多かったけど新たな洞察も多数。
花と昆虫と人間の関係から、
普遍的な「美」の存在を推測する思考に身震い。
真に創造的なことは「創られながら創ること」
でしか生まれないという指摘に深く同意。
共立女子大の大学院は男も行けるらしい!
本気で悩んでます。

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せ つ り

「摂理」っていいことばだなって思った。
もちろん、キリスト教的な意味ではなく
自然の摂理という意味で。深いと思う。
音もなんか凛としててさ。

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Mon, 10 Jan 2005

よしもとばななとカスタネダ

よしもとばなな『なんくるない』新潮社

しかし時の波が少しずつつらい思い出をけずって、
いつか全てを光の中にかえすだろう。

いいね。
よしもとばななの作品にはよく神秘主義と
いってもいいような表現が見受けられて、
きっとシャーマニズム的な世界観が
基底にあるんだろうなと思っていたら、

田口ランディ VS よしもとばなな

共通の読書体験にカスタネダの呪術師シリーズをあげているのは納得。…特にばなな氏は、3年に一回は全部読み直すそう。

なんだ、そうなのか!
改めて公式サイトを見直すと…

Banana's diary 2001.06.27

細野さんはどこにいても全然変わらない。(中略)さすがドンファンの弟子仲間(?)だ。細野さんサイン入りのカスタネダ原書というわけのわからないがとにかく貴重なものをいただく。いつも持って歩いて読もうと思う。

という記述を発見。
FAQで『未知の次元』を勧めてたりもします。
(ちなみに細野晴臣とカスタネダについてはこちら

そんな人の小説がふつうに読まれている
情況って結構すごいと思う。

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なんくるないさぁ

沖縄の言葉で、なんとかなるさって意味らしい。
いい言葉だね。
宮古島以来にわかに沖縄づいてしまって
沖縄料理を食べに行ったり、
銀座のわしたショップをのぞいてみたり。
よく沖縄に行ってすっかりはまってしまう人がいるけれど、
その気持ちがよくわかる。

よしもとばななの新作がくしくも
沖縄をテーマにした4つの物語。

よしもとばなな『なんくるない』新潮社

沖縄という場所が私の人生に入ってきたことは、
とても大きなことだった。

あくまで観光客の視点で書かれているところに共感。
憧れたところで僕はしまんちゅではない。
東京から行ったからこそ見えた部分も多いと思う。
それでも僕の人生に沖縄が入り込んできたことは確かで、
そしてそれは、とても大きなことのような予感がしている。

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