!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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クリスマスのちょっと気のきいた贈り物なら
『サンタクロースっているんでしょうか?』偕成社
をあげておこう。ひとりの少女の質問にニューヨーク・サン紙が
社説で答えたはなし。目に見えないものの大切さを教えてくれる
ハートウォーミングな絵本。ロマンチックな女の子にはぴったり。
でも、ひねくれた気流舎はこんなかわいい本だけで満足したりはしない。
ホントのオススメは、
クロード・レヴィ=ストロース/中沢新一『サンタクロースの秘密』せりか書房。
人はなぜクリスマスを祝うのか、大人たちはなぜ子供たちにプレゼントを送るのか。
儀礼を伴う信仰として生き続ける冬の祭りには、じつは、贈与の力を利用し、
子供たちを媒介とした生者と死者の交流という、深い祈りが込められている。
どんなに形を変えようと、愚直に祭りを続けている人類がいとおしくなります。
そして、深く読めば、この二冊の本は同じことを言っているのだと思う。
たぶん、私たちは完全には、サンタクロース幻想を、共有することはできない。それなのに私たちは、この幻想を守る努力をやめない。なんのために? たぶん、私たちは、その幻想が他の人々の心の中で守られ、それが(子供たちの)若い魂に火を灯し、その炎によって、私たち自身の身体までが温められる、そんな機会を失いたくないのだ。(中略)そこには、子供たちがサンタクロースの実在を信じてくれると、私たち自身も、生の意味が信じられるようになるだろう、という期待がこめられている。
—レヴィ=ストロース「火あぶりにされたサンタクロース」
信じるものを確かめ合いたいという恋人たちが
クリスマスを重視するのも少しはわかる気がしてきます。
…しかしなぁ、
クリスマスの夜にいきなり贈与だの構造だの
死者の世界だのと言い出す男なんて最低だ。
あぁ、笑って絵本をあげられる素直さを僕にください。
>サンタさん!
BGMは
The French Impressionists "Santa Baby"
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コメントスパム対策で拡張スパムブロッカー入れてみました。
効果テキメン!
…んが!
普通のコメントでもはじいてしまう場合があるようです。
日本語環境からフツーにアクセスしてしていれば
大丈夫なはずなんですが…。
調べたいけどちょっと時間なし。
とりあえず、環境変えてもダメな場合はメールでもくだされ。
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携帯変えました。
ノキアのしゃもじみたいなやつ。
いろいろポイントが貯まっていて、
1,739円とかで買えてしまった。
んで、3G初体験。
…すごいですね、今の携帯って。
もはや電話じゃないです。
汎用ネット端末です。
出始めのころ、「携帯電話」を略して
「携帯」と呼ぶことに違和感があったのを覚えてます。
だってそれじゃ何にも説明していないでしょう。
でも違いました。ケータイで正解です。
本質的なのは、電話であることよりも、
携帯することだったんだなって思った。
このサイトも携帯バージョン作ろうかと。
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なんだか週末もほとんど仕事で
月2日くらいしか休んでおりません…。
それでも先週土曜はなんとか仕事を切り上げて
「あかねテクノナイト vs マガリスギ」へ。
マガリさんやペペさんやTakechanさんたちに出会えた。
やっぱりリアルで人に会えるのはいい。
よのなか楽しくしていきたいですね!
あかねの相変わらず濃ゆい空間には感服。
Burning Man 2005 のチケットは1月5日に発売開始。
今年のアートテーマは
"Psyche: the Conscious, the Subconscious and the Unconscious."
だそうで、めちゃめちゃ行きたいゾ!
会社辞めるしさ。
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会社でケータイに電話がかかってきたのがお昼過ぎ。
詳しい経緯は省くけど、いきなりその日の夜の授業で
ゲストスピーカーとして話すことになってしまった。
しかも大学院だ。でもあの、私、単なるリーマンなんですけど。
大学だって中退なんですけど…。いいんですかそんな人で?
よくわからないまま資料をかき集めて某大キャンパスへ。
話したのはデザインのわりと実務的な話で
仕事の進め方とか、どんなことに気をつけるかとか。
ワークショップ形式だったので教壇に立ったわけではないけれど、
普段経験できないことなので、楽しかった。
つたない話を聴いてくれたみなさん、ありがとうございました。
少しはお役に立てたかしらん?
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なんて音符をつけてはずんでみましたが、
そんなに浮かれるほどの額ではありません。
まあ、それでも出たことは出た。
そして平均開業資金をようやく達成!
長かったぁ…。貯め始めて3年くらいでしょうか。
3年前はもちろん、去年あのエントリを書いたときでさえ
遠い未来のような気がしてた。
ゆっくりでも着実に近づいてる。
やっぱり♪くらいつけてもいいよね。
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ふとした言葉にハッとすることがあります。
たとえば、【無邪気】むじゃき
自分がまるでそんな人間ではないので、
無邪気な人に出会うとすてきだなって思う。
辞書的には「邪気」は悪意のことのようだけど、
ふつうの使い方では悪意があるかどうかに関わらず、
余計な思考のこと一般を指しているように思う。
で、それを「邪気」と表現しているのはすごいなと。
子供といっしょで、あどけなさは神の領域に近いという
感覚の現われなのかな、とか。
たとえば、【神業】かみわざ
よくサッカーなんかですごいプレーをこう表現したりする。
スポーツでも伝統工芸でも神業と評される動きに共通しているのは、
そこに思考が介在していないことで、人がそこに神をみて
神業と表現するのは実は自然な印象なんじゃないかなと。
思考を超えた領域のことを人は「神」と表現している
のだと思う。たぶん。
たとえば、【時間を忘れる】
よく何かに没頭(これもすごい表現だ!)している時に使われる。
実際、何かに夢中(これもね)になっているとそんな瞬間がある。
日常生活で時間感覚を失うことはまず不可能で、
意識してできることではない。唯一できるのは
そのことを意識していなかったときで、
「忘れる」ことでしか時間から自由になることは
できないのかな、とか。
…てかいちいちこんなこと
「考えてる」からダメなんだって。
ぐるぐる…。
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お店でやりたいことのひとつとして、
講師を呼んで講座を開けたらいいなと夢みてます。
真木悠介さん(見田宗介ではなくね)とか中沢新一さんとか
呼べたらいいな。楽器のワークショップも楽しそう。
んで、講師へのお礼はその人が長年探していた古本とかね。
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ユング『クンダリニー・ヨーガの心理学』創元社
講義録のようですね。読んでみたい。
ユングは東洋思想にも深い関心を示していて、
ユング『東洋的瞑想の心理学』創元社
という本もあります。まずはこっちか。
ウィリアムズ『境界を超えて — シャーマニズムの心理学』創元社
というカスタネダのドン・ファン・シリーズを
ユング心理学で解釈した本もあって、
いま気づいたけど、どれも創元社なのね。
黒崎宏『ウィトゲンシュタインから龍樹へ』哲学書房
も気になるなぁ。
最近は、レヴィ=ストロースを読みたいがために、
フロイトを読んだりしてます。
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「グラント」とは一般に助成金の意味だが、サービスグラントとは、お金ではなくサービスによる助成を意味する。特にタップルートの特徴は、ITやマーケティングの分野で働く、高いスキルを持つボランティアを何人か集めてチームを作り、チームごとNPOに送り込んで、NPOのホームページやカタログの制作を手伝うことだ。
(サンフランシスコのNPO ”助成”内容は高度なスキル )
ほう、なかなか面白そうな試みですね。
でもこれってクリエーターは結局ボランティアなのかしらん?
それとも企業から寄付を受けた財団がお金を払うのかな。
高いモチベーションと派生するネットワークは、コミットして本当によかったと思う反面、やはりお金と時間と人手の問題(それはプライオリティ及びプロジェクトのマネジメントの問題に他ならない)を感じている。
そうなんですよねえ…。
僕も経験上、寄付やボランティアなどの善意に頼るシステムは
ちっともサステナブルではないとわかってきました。
実際に手を動かす人たちに対価が支払われて、
それで暮らしていけるお金の流れを作ることの方が重要だなと。
ともあれ、新しい関係の道が開かれることに期待。
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