ちかごろの気流舎




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Tue, 20 Nov 2012

11月の『うさぎ!』を読む会



今回は、鉱山・鉱物について書かれた、第8話を読みます。
パソコンや携帯電話の画面に使われる鉱物をめぐって、
環境汚染だけでなく、紛争や虐殺などが引き起こされている……。
2000年にコンゴで起こった“タンタル危機”から、
うさぎたちは、ハイテク機器の“イメージ”について話し合います。

今回は日曜日の18時スタート。おいしいおやつや軽食も用意します。
7話まで読んでいなくてもじゅうぶん楽しめるので、
初めての方もどうぞお気軽にいらしてください。

・・・・・・・・・・・

季刊誌「子どもと昔話」で2005年10月から連載がスタートした、
小沢健二さんによる『うさぎ!』。

3人の少年少女が「灰色」に立ち向かっていくという寓話を通して、
グローバリゼーション、戦争、自然破壊、
食べもの、先住民、心のケア、など、
いまの世界に起きている問題を多岐にわたってとりあげています。

この会では、みんなで少しずつ『うさぎ!』を朗読して、
そのあと、感じたこと、考えたことを、のんびりゆったり、話していこうと思います。
あるテーマについて議論するというより、
テーマと出会って、個人としてどう思ったか、考えたか、
自分の日々の生活や暮らす社会との関連などを
ひとりひとりが話し、聴く場にできたらと思っています。
月1回ペースで開催し、幅広くさまざまなテーマから、
“これからの私たちの世界のこと”を話していく場になれたらと思います。


日時:11月25日(日)18:00~
会費:無料(ドリンクオーダー)※おやつ、軽食は有料

★第8話を読みます。『うさぎ!』を持っている方はご持参ください。
持っていない方には、コピーを用意しておきます。(コピー代実費負担お願いします)

★内容に関連する資料や本の紹介、歓迎!


主催:「気流舎『うさぎ!』を読む会」


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Tue, 13 Nov 2012

第三回 「贈与と共有」研究会 




日時:2012年11月17日(土)
場所:気流舎
時間:19:30~
参加費:投げ銭(One Drink Order)


新しい「生の形態」は如何にして発明できるのか?

今回、私達が設けたこの研究会はそのような「問い」に裏打ちされています。
ネオリベラリズムや管理社会、そしてポスト311という時代状況を生きる私たちは、
如何にしてこの社会経済的な閉塞状況を突破できるのでしょうか。

私たちが直面しているカタストロフ的な状況に対して、既存の法的-制度的な枠組みを
参照項にしてもがいていても、そこでは本来創造的なはずの私たちの欲望は、
すでに出来上がったルールの中での権利要求の主張へと矮小化されてしまうでしょう。

前提とされているルールの創造的な書き換え作業の只中で、
新しい「生の形態」は出来事として発明されなければならないはずです。

「贈与と共有」「新たなる共同性」というテーマとともに、
多数多様性に依拠した発明の企てを、
皆さんと一緒に始めていきたいと思います。

ウエケン(気流舎)


今回は様々なオルタナティブなシーンや運動に関わってきためぐみさんの
「日本におけるヒッピーコミューン」の研究を手掛かりにして、
これからの共同性について考えてみたいと思います。

1970年代初頭、アメリカのカウンターカルチャー、ドラッグカルチャーに
影響を受けた日本の若者たちが各地に独自の「コミューン」共同体をつくり、
「意識革命」「生活革命」を掲げて共同生活をはじめた。
日本各地に多くのコミューンが生まれては消えていった
この70年代~80年代のコミューン運動とは何だったのか。
いまも続いているコミューンはどうのようなものなのか。
学生運動の影に隠れた、知られざる日本のカウンターカルチャー、
コミューン運動の当時の貴重な映像や資料を見ながら、おしゃべりしませんか。
予定では、今年の3月に早稲田のあかねというスペースで行った
「コミューンを語る会」の内容を少々変えたものをはじめに発表し、
そのあと映像や書籍資料を眺めながら自由なおはなし会という感じにしたいと思います。
日本のヒッピー・コミューンに影響を与えた本やコミューン運動にかかわる冊子を
色々と持っていく予定ですので、興味がある方はお気軽にお越しください。
我こそは当時の経験について話しておきたいという方も大歓迎です。

研究発表:めぐみ(学生)


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Fri, 09 Nov 2012

桜のビルマ/ミャンマー 旅の報告会



9月にビルマ/ミャンマーへの旅に出かけてきたワタクシ、桜。

お目当ては、女装した男性の巫女さんが
踊りを奉納するという「ヤグナダ祭り」。

仏教国ミャンマーの、仏教伝来以前から続くという
このお祭りでは、恐山のイタコよろしく、
「ナッ」という精霊の口寄せをしてくれるのだという。

しかし!これが見れれば充分と思っていた
ワタクシは、考えが甘かった。

もはや乱立すると言っていいほど、
無数にそびえたつパコダ(仏塔)。
金ピカ、金ピカ、金ピカ(!)の仏像。
果ては瞑想までやってみることに…

一体桜は、無事に日本まで帰ってこれるのだろうか!?

写真・動画を交えながら、
超個人的ズッコケ旅行レポートをお届けします。
つきあってもいいよ、という方、是非お越しください。
当日限定のおみやげもありますよ。


日時:11月21日(水)19時30分~
場所:気流舎
会費:無料(ドリンクオーダー、投げ銭)


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第10回 養生と自然療法



経絡(けいらく)という言葉を聞いたことがありますか。
東洋医学では、氣の通路のことを経絡と言っています。

氣は目には見えません。その通路も目には見えません。
解剖しても経絡は見つけられませんから西洋医学には氣が存在しません。
私たちの生命というのは何か。東洋医学の氣とはなにか。
私の考えでは、私の場合は、この私という固有の時空に、
およそ60兆個の細胞が生きている状態を生命といっています。
私の細胞を構成している分子そのものは普遍的なもので、
そこには生命も固有性も存在しません。
生きている細胞は生命活動をしていますが、
それは細胞素材の分子が流動している状態です。
この分子が流動する、つまり生命活動を維持する働きを、
東洋医学では氣とよんでいます。
氣の働きがなくなると生命は維持できません。
全ての細胞は解体されて分子に戻ります。

東洋医学には氣の構造学が存在します。
私たちの体内に血液を全身の細胞に運ぶ血管が張り巡らされているように、
氣を全身に巡らすための目には見えない血管のようなもの、それが経絡です。
経絡は経脈と絡脈にわかれます。例えれば大河とその支流にあたります。
その大河を経脈と言いますが、中でも主要なものを十二経脈と呼びます。

太古の人はこのように言っています。
「十二経脈は、人の以って生ずるところ、病の以って成るところ、それを治すところ…」

これからそれを勉強していきましょう。
最初は、十二経脈の一つ、手の太陰肺経からみていきましょう。


2012年11月15日(木)19時〜
費用:投げ銭(コピー代ほか)
講師:かわさきみきお(鍼灸師・美術家・数奇者)


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