ちかごろの気流舎




!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画


Tue, 29 Apr 2014

第一回 アコースティックの赤い夕べ



気流舎コレクティブの一員であり、ロック・バンド、赤い疑惑のリーダーであり、ワールドミュージックCDオンラインショップ、赤い商店の店主でもあるアクセル長尾が主宰する「アコースティックの赤い夕べ」。

第一回目となる今回は、主宰アクセル長尾の弾き語りプロジェクト「ねろ(w.佐藤歩)」が登場。
2013年に、311以降の世界に対する風刺や生業についてのしがない想いをつづったファーストアルバム、その名も「しごと」をリリース。丁度その頃よりウッドベーシスト佐藤歩が加わり、素朴ながらも心温まるアコースティックアンサンブルを聞かせている。

当日は気流舎フード班、カオスフーズの軽食を準備してお待ちしております。


日時:2014年5月26日(月)20時〜
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。


0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink

Mon, 21 Apr 2014

津田貴司ワークショップ「みみをすます」in下北沢




日常の中で聞こえてくる音に「みみをすます」事で、普段は意識していなかった「音」が聞こえてきます。

簡単なガイダンスの後、下北沢の路地を歩きながら「音を聴く」「静けさを聴く」「みみをすます」という3つの意識状態をガイドする予定です。いつもの散歩道も、注意してみみをすますと、驚くほど豊かな音の風景が広がります。野外でのワークショップですので、各自で水筒や雨具、防寒具等のご用意をお願いいたします。


日時:2014年5月17日(土)
集合:12時、気流舎
参加費:投げ銭制(1000円程度のドネーションをお願いします。資料代込み)
定員:15名
予約:kiryuusha@gmail.comまでメールでお願いします。代表者氏名、人数、当日連絡先を明記して下さい


津田貴司(サウンドアーティスト)
'90年代後半より、ソロ名義「hofli」としてフィールドレコーディングに基づいた音楽活動を展開。津田貴司として、サウンド・インスタレーションやワークショップ「みみをすます」シリーズを継続している。「ラジオゾンデ」を経て現在「スティルライフ」として活動。主なアルバムに『水の記憶』『雑木林と流星群』『湿度計』など。
http://hoflisound.exblog.jp/


0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink

Sat, 12 Apr 2014

第三回スピノザ研究会



気流舎でスピノザ研究会の第三回目を開催したいと思います。
今回はG・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)の第三章を皆で輪読して読み進めていきます。

僕たちにとってスピノザの哲学―もしくはドゥルーズによって解されたそれ―がなぜ重要なのでしょうか。この本の第一章で、ドゥルーズはスピノザの生きかた、その哲学について簡潔にこのように記しています。

「どのようなかたちで生きようと、また思惟しようと、つねにスピノザは積極的・肯定的な生のイメージをかかげ、ひとびとが甘んじて生きている見せかけだけの生に反対しつづけた。彼等はたんにそれに甘んじているというにとどまらない。生を憎悪する人間、生を恥じている人間、死の礼賛をはびこらせる自己破壊的な人間がそこにはいて、圧制者・奴隷・聖職者・裁判官・軍人の神聖同盟をかたちづくり、たえずこの生を追いつめては、それをさいなみ、じわじわとなぶり殺しにかかり、法や掟、所有権、義務、権威をもってそれを塗り込めよう、窒息させようとしている。まさしく世界におけるそうした兆候をこそ、そうした全自然や人間そのものに対する裏切りをこそ、スピノザは診断したのだった。」 ジル・ドゥルーズ『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)p.27


 ここで述べられている見せかけだけの生、それに付随してくる憎悪や恥辱の感情、自己破壊的な衝動を絶えず生産し続けている機制を解体するための戦略を提示すること、これこそドゥルーズやガタリ、あるいは彼等に影響を受けたネグリやハートが試みてきた哲学のプログラムでした。ネグリ=ハートがその主著『〈帝国〉』でスピノザについて言及している箇所をすこしだけ引用してみましょう。


「スピノザは言う、『自由な人間は何よりも死について考えることがない。そして彼の知恵は、死についての省察ではなくて、生についての省察である』、と。」 ネグリ=ハート『〈帝国〉グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』(以文社)p.110


 スピノザが有していたと思われる問いを私たちなりに短くまとめるなら、次のように表現できるかもしれません。死ではなく生の力能を、悲しみでなく喜びの感情を、如何にして高めていくことができるのか。善き出会いと関係性を組織化することを通して。
 恐怖や不安、悲しみの感情で僕たちの生を委縮させて、諸個人の欲望を水路付け、資本の価値増殖に奉仕するような主体化(服従化)がなされるように環境整備をし、〈生〉が有する力能をまるごと労働力として捕獲し、残酷なものを再生産し続けるシステム。この残酷なシステムに絡め取られないために、強度を増していく喜びの感情とともに生きていくために、レンズ職人として生きたスピノザの哲学をドゥルーズが拵えてくれたレンズを通して皆でひも解いてみましょう。

UEKEN―気流舎コレクティブ


日時:2014年4月19日(土)19時30分~
会費:無料
※ワンドリンクオーダーお願いします。
※G・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)を
参加者の皆さんは各自用意して頂き、可能であれば第三章の部分を通読しておいて下さい。


0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink

Mon, 07 Apr 2014

Tokyo Spring presents「Cultural Resistance 」




「カルチュラル・レジスタンス」は、新宿「カフェ・ラバンデリア」で毎月1回ドキュメンタリー映画上映後、参加者同士でフリーディスカッションするイベント「Tokyo Spring」の別企画です。

「Reclaiming space and time from the capitalist system」(資本主義システムから空間と時間を取り戻せ)をテーマに、文学、詩、歌、アート、演劇等、古今東西の「抵抗/対抗文化」を参加者どうしで持ち寄ってシェアする会。単に知識の共有で終わらせるのではなく、実際のアクションのための新しいアイデアをみんなで模索する場にしていきたいと思っています。気軽に好きな本やCD、その他諸々のレベルアイテムを持ち寄って参加してください。

以下は主催者のTokyo Spring スレイマン・ブルキッチ氏のコメント。

Anti-Capitalism Resistance Culture Voices, images, sounds and words of Resistance Let us get together and build hope for a better world, new paths and ideas for direct action. To that end, at these events, we will use novels, poems, songs, art, theater plays...etc... Each person who comes should contribute to the event. Whatever you bring must be something to counter the current capitalist system that is destroying our world, our beautiful planet. Bring something to counter fascism, to protect freedom of speech, to build grass root democracy.

「反資本主義的抵抗文化 ー 声、表現、音楽、そして言葉 ー 集おう、そして、より良き世界のための希望を、直接行動のための新しい方向とアイディアをつくりあげよう。 このイベントでは、小説、詩、歌、アート、演劇等を用います。 参加者みんながイベントに寄与するようにしてください。 あなたが持ちこむものが全て、私たちの世界、私たちの美しい星を壊している現在の資本主義システムへの反撃となるように。 ファシズムに対抗し、言論の自由を守り、草の根の民主主義をつくっていく、そういったものをお互いに持ち寄りましょう。」


日時:2014年4月20日(日)16:00~ 
会費:無料
※1ドリンクオーダーお願いします。
※各自、抵抗/対抗文化に関するアイデア&アイテム(本、CD、その他)を持ち寄り。
※日本語で行われますが、扱うものはどんな言語でも。


スレイマン・ブルキッチ

1969年、旧ユーゴスラビア生まれ。フランス育ち。
高校をドロップアウトして主に独学。
1991年来日。英語とフランス語を教えている。
日本語会話堪能。


0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink

Sun, 06 Apr 2014

本好き言葉好きのための休息の技術



言葉に夢中になりすぎると、体のことを忘れてしまっている事は多くありませんか?
目が疲れたり、肩が凝ったり、首が痛くなったり、
ストレスがたまりやすい状態になってしまうことがあります。

現代の生活は情報が多く、社会的な状況もありストレスを感じやすい状況にあります。
体への関心を向けるという意識を持ちづらい社会になってしまっています。
人はストレス過多の状態では、「戦うか逃げるかの反応」をおこしやすいです。
いっぽう、1970年代には「リラクセーション反応」の研究もなされ、
どのようにしたら体がリラックス状態に成るのかは解明できているとされています。

この会では、リラクセーション反応の仕組みをベースに、
マインドフルネスや臨床動作法と言った、
心理療法の世界でも用いられている技術を簡単に楽しみながら実践することで、
ここちよい状態を体験していただきたく思っています。

気流舎にて事前体験者より
「温泉に入ったみたい」「お酒いらない」などの感想もいただきました。
楽になりたい人にはもってこいの時間です。
体験したあと、すぐに人にやってあげられるようになります。
お友達やパートナー、同僚の方といらっしゃると、日常でもお互いケアし合えるようになります。

**********

2014年4月13日(日)
14時30分~17時30分(3時間)
投げ銭制

14時30分:ゆるめられる体験の時間
15時30分:自分でゆるむワークの時間
17時:体験シェア


※ゆるめてほしいという方は早くいらしてください。先着順でケアさせていただきます。


向井清二 プロフィール

自分を大切にする教室主催
1971年生まれ、デザインを学びパッケージ、Webの仕事に夢中になり体を壊したことから、
こころとからだについて学び、その成果を「休息の技術」として伝えています。
現在地域やグループに対し、呼ばれれば出来るだけ伺い、伝える活動を続けています。
また、日々の気持ちを描くことで解放できる「気持ちを出し切る楽描き」も実践。
当日お持ちしますのでよかったら観てください。
http://se-ji.info/jibuntaisetsu/index.php


0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink