!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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山を愛する音岳家OJIのソロライブ。
登山を通じて生み出されたアコースティック・サウンドはシンプルで力強い。
日時:7月4日(木)20時〜、22時~(2ステージ)
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。
OJI
2002年〜2008年barbiのvo.guとして活動 2005年1st minialbum『人・空・木・太陽に』をリリース。 スペースシャワーTV準パワープッシュ「it」や ロッキンオンジャパン「NEWCOMER」を獲得、 ノンプロモーションながらFM長崎、佐賀、山口で パワープッシュを獲得した。 フジロックフェスティバル06にも出演し精力的に活動し、現在活動休止。 その後、単独行を模索し山での曲つくりを始め、 2009年5月前人未踏のmusic climb「demo climb〜1合目〜」 を完成させ本格的に活動開始。
2010年6月単独行により「demo climb~2合目」到達。 2011年待望の1st album「MOUNTAIN PEANUTS」をリリース 。
オリジナリティ溢れるサウンドとスタイルに今後の登攀が期待される。
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仕事柄、田舎をぐるぐる回るうちにイネづくりにちょっとだけ詳しくなりました。農村で撮りためた田んぼの写真をお見せしながら、それぞれの農家のイネつくりを紹介したいと思います。
イネつくり、というと敷居が高いように思うかもしれません。でも、イネはしぶとくできていて、苗を植えれば勝手に育つものです。夏になれば穂ができ、秋に実が大きくなったら収穫する、ただそれだけ。でもイネがよりうまく育つように、立派な姿になるように人間が少し手をかけて手伝ってやる。その手のかけ方がさまざまにあるから、農家の個性だとか生き様がイネにあらわれ、おもしろいのです。
この日は、「嫁さんと結婚するときに農作業は手伝わさへんと決めたんや」という理由で手間をかけないイネづくりを追求してきた関西の農家のこと、80歳をこえた今でも田んぼが好きで好きでたまらず、大きな面積を一人でこなせる工夫を考えてきた東北の農家のこと、今年の福島の苗づくりのこと、前日に訪れる予定の岩手県陸前高田市の農家のこと等を時間の許す限り話したいと思っています。
——紅梅亭こんび
気流舎運営メンバーが毎年参加している山梨県北杜市・麦草農場での田植えの模様も紹介します。
——ホリム・ベイ
日時:2013年6月30日(日)19時~
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。
※当日「お米」のフードメニューを用意する予定です。(フード班・ピット)
麦草農場の玄米を使った甘酒や新潟産コシヒカリのおにぎり(予定)
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日時:6月14日(金)19時~
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。
※当日限定のフードメニューを用意する予定です。
ムビラについて
ムビラ(Mbira、発音はンビーラが近い)とは、
アフリカ大陸の南、ジンバブエ共和国に住む
ショナ族古来の民族楽器。
祭礼や儀式の時に先祖の霊やスピリット(精霊)との
交信をするために演奏されてきた神聖な役割を持つ楽器で、
オルゴールの原型となったとも言われる。
構造は、鉄の棒をハンマーで叩いて作った
平らなキーを一般的には22~24本、
木の板にワイヤーやボルトで締め付けて装着したもの。
両手の親指と右手の人差し指の3本を使ってキーをはじいて弾く。
日本や欧米では、このような形状を持つ楽器を
一様に「親指ピアノ」または「カリンバ」と呼ぶが、
本場アフリカでは国や地域によって楽器が異なり、
それぞれ固有の名称を持っている。
たとえば、中央アフリカやコンゴでは「サンザ」、
タンザニアでは「リンバ」という楽器があり、
ジンバブエでは「ムビラ(mbira dzavadzimu)」となる。
基本的に、ひとつの曲は同じチューニングの
ムビラ2台を使って演奏される。
前奏をクシャウラ、後奏をクチニラと呼ぶ。
西洋音楽では合奏というと、曲をメロディ、リズム、
ベースなどのパートに分け、ひとつのパートをひとつの楽器が担当する。
ムビラの場合、それぞれが全てのパートの音を出し、
それを2台でパズルのように組み合わせることで、
1つの曲が完成するようになっている。
そのため、少しでも二人の息が合わないと曲として成り立たないが、
焦点がかっちり合うと、歌が立体的に浮かび上がってくる。
師、シンボティは良い演奏をよく「ムビラが喋る」と表現する。
実際、ムビラ音楽は「神様との電話」とも呼ばれる。
音楽と言うよりも、経文や、
精霊の言葉と捉えた方が近いかもしれない。
奏者プロフィール
実近 修平(さねちか しゅうへい)
1981年生。ムビラユニット チョコリンガーズのメンバー。
アフリカ・ジンバブエのショナ族のムビラプレイヤー、
Rinos Mukuwurirwa Simbotiから伝統曲などを学んでいる。
現在は、京都を拠点として、東京、静岡はじめ各地で演奏する。
チョコリンガーズblog http://www.voiceblog.jp/chocoringers/
Myspace http://www.myspace.com/1004362283
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4月18日からひと月余り、南フランスの山間の町で開催されたアート・キャンプの報告をしようと思います。
この町の名前は“Le Pont de Montvert”発音すると“ルポンデモンヴェ”。Pontというのは橋、Mont というのは山、Vert というのは緑、“緑の山にある橋”という名前の町です。
周囲の山間の谷から三つの渓流がこの町で合流しています。合流した谷川の水は山間を下り大河となり、遥か500キロ先の大西洋に流れ込みます。またこの山岳の南側に流れ出した水は地中海へと流れ込みます。標高は1500メートルほどですが、この山岳は分水嶺なのです。
Le Pont de Montvertは、わずか300人ほどが暮らす山間の小さい町です。しかしbここはイギリスの作家、スティーブンソンの紀行文に倣って、ロバを連れて山岳をトレッキングするツーリストの要所のひとつになっています。シーズンには多くの観光客がやってきます。
この辺り一帯は国立公園です。道路はありますがバスのような公共の交通網はありません。山の山頂にはドルメンの遺跡もあって、ここはどこか天空の城ラピュタに通じているような思いを抱かせるところです。
そして周辺の山麓には、自然の豊かな生活を求めて都会からやって来た人たちの小さな集落が散在しています。これらの集落は、宗教戦争の時代、プロテスタントの人たちが山に逃れた隠れ里が起源だそうです。ここは穀物を育てるには適していませんが、かれらの生活を支えていたのはチェスナッツの森と羊にヤギ、それと養蜂。ここではおいしいヤギのチーズや蜂蜜がつくられています。
この場所は日本の観光ガイドなどにはでていません。山岳を走る列車の小さな駅を下りてから、さらに小一時間、車でいくつも山々を越えなければなりません。曲がりくねった山道をドライブしているとき“山のむこうの空遠く、幸いすむと人の言う”という詩が僕の記憶の底から浮上してきました。
今回の僕の収穫の一つは、ひと月余りをこの山間で暮らし、自然の懐深いところで生活する悦びを発見したことです。
都会生活をしていると、衣・食・住に関して、僕たちが文明病にパッケージされていることになかなか気がつきません。自分自身の本来の身体性を取り戻すためには、医療問題を含め、文明病の総体を克服する意識を持つ必要があると思います。これは“養生と自然療法”のメーン・テーマでもあります。
ここで鍼灸の治療もしてきました。みんなとても喜んでくれました。小さな町なのに日本の食事や伝統文化に対する関心がとても高いのです。
それは彼らが自然の中で、文明病に対するカウンター・カルチャー的生活をしているからだと思います。しかし残念なことに、現代の日本人の多くは文明病に取りつかれているので、その重要性になかなか気がつかないのです。
東洋の“氣の文化”は、本来、豊かな自然の中で育まれてきたものだと、あらためて気づかされました。
お土産に美味しいヤギのチーズを持っていきますからぜひ味わってください。
報告:川崎三木男(鍼灸師・美術家・数寄者)
日時:6月13日(木)19時〜
会費:無料(+コピー代)
※1ドリンクオーダーお願いします。
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