!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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そう、旅の前はいつだって準備不足。
完璧に準備できたことなんてない。
でもそんなもん、なんだと思う。
準備が出来るのを待っていたら
いつまでたっても出発できない。
今回も、もういろんなことを
中途半端にしたままで
やっぱり旅立ってしまいます。
来年の1月下旬まで7ヶ月。
いろんなことが変わったり、
変わらなかったり
するんだろうな。
人生そのものが大きな旅だとしたら、
だれもがいつも旅をつづけているわけで
どうかみなさんも楽しんで旅をなさってください。
またお会いしたときにそれぞれの旅の話で
盛り上がるのを楽しみにしております。
ボンボヤージュ!
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「みのたけ」という言葉が好きです。
仕事でも思考でも人づきあいでも
自分がリアルを感じられるなかで
生きたいと思ってます。
手を伸ばせば触れられる距離。
ザラザラとした触感。
身の丈であればこそリアルだし、
逆にリアルであればどんなに大きなことでも
それはその人にとって身の丈になるのでしょう。
自分にとって実感があるかどうか、が
最近の僕のなんとなくの基準です。
(追記)
そして、
身の丈でいる、ということは
嘘をつかないでいられる、
ということでもある気がしてます。
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まったく関係のない二冊の本の間に、
深いつながりを見つけてしまうことは
乱脈な読書の妙味のひとつでしょう。
まず一冊。
福岡伸一『もう牛を食べても安心か』文芸春秋
食物中の分子と生体の分子は渾然一体となって入れ換わり続けている。つまり、分子のレベル、原子のレベルでは、私たちの身体は数日間のうちに入れ換わっており、「実体」と呼べるものは何もない。そこにあるのは流れだけなのである。
いちおう、
分子生物学的にみた狂牛病に関する本
ということになっていますが、違います。
もはや仏教書です。仏教好きな宮崎哲弥が
的確に指摘するように、本書の真価は
私達(たち)の心身観、生命認識に、
コペルニクス的転回を迫る内容
にあります。
もう一冊。
ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ『ラダック 懐かしい未来』山と渓谷社
ラダックの人ほど落ち着いていて感情的に健康な人たちを、今まで私は見たことがなかった。そうである理由はもちろん複雑で、彼らの生き方そのものや世界観というものに基づいている。だが私は次のように信じて疑わない。いちばん大きな要因は、自分自身がより大きな何かの一部であり、自分は他の人や周りの環境と分ちがたく結びついているという感覚である。
インド北部、チベット文化圏ラダックの話。
辺境の地で何百年も続いてきた
光と歓びにつつまれた幸福な生活が、
資本主義モノカルチャーによって破壊されてゆく様が
痛ましく描写されています。
そしてこの二冊の本は、
龍樹の中観思想によって深くつながっています。実際、
福岡はチベット医学の聖典『四部医典』を引用し、
ホッジは仏教における「空」観念を説明しています。
人は、生命としても生活者としても
すべてにおいて流れのなかにあるのです。
いや、なかにあるのではなく
流れしかない、のです。
龍樹は「関係性」としての存在/否存在について
こう述べています。
存在を信じる者は牛のごとく愚かである。
だが、存在しないことを信じる者はさらに愚かである。
むろん、愚かなのは牛ではなく、
生命の流れに気づかずに牛に肉食を強い、
資本の流れに気づかずにグローバリズムを押し進めている
私たちの方なのでしょう。
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旅行に行くと決めたとたん、
いきなり半年以上の猶予が出来てしまったので
開店準備としてはこれといってすることが
なくなってしまって、かなりヒマ。
あいかわらず昼ごろ起きて
本上まなみ似の店員さんがいる
カフェで珈琲飲みながら本読んで、
旅行用に中古で買ったデジカメで
散歩しながらパシャパシャ撮って、
夜には大好きな(でも彼女ではない)女の子と
とりとめもなく長電話したりして…。
んで言い訳はやっぱり FISHMANS。
今にわかるんだ こんな時が
幸せっていう怪物だって
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