!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」
6月26日(木)19:30~
都市と地方、未来のための紡ぎなおし 最初の一歩
概要 島根県・隠岐郡 海士町(あまちょう)という人口2300人の島に Iターンとして移住し、
友人3人で「巡の輪」という会社を起業した 信岡良亮さんが、最近、東京に住む場所を移しました。
6年半前に海士町に移住し、いま東京に戻る決断をした信岡さんに見えている
世界の、日本のイメージをお話していただきます。
信岡さんと仲間たちが、地域とともにあるビジネスを模索した道のりを振り返りつつ、
これからの、 都市と地方との関係の紡ぎなおしについて、参加者のみなさんと話しあいます。
都市と地方、未来のための紡ぎなおし 最初の一歩
日時:2014年6月26日(木)19:30~
お話:信岡良亮
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。
信岡良亮さんプロフィール
1982年生まれ。大阪府出身。
ベンチャー企業に勤めた後、2007年11月隠岐諸島の海士町へ移住。
「株式会社 巡の環」を仲間とともに設立。
地域づくり事業、教育事業、メディア事業の3つを基幹事業とし、
様々なイベントを企画運営する。
著書「僕たちは島で、未来をみることにした』(木楽社)
巡の環 HP http://www.megurinowa.jp/
0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink

気流舎でスピノザ研究会の第四回目を開催したいと思います。
今回はG・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)の第四章を皆で輪読して読み進めていきます。
僕たちにとってスピノザの哲学―もしくはドゥルーズによって解されたそれ―がなぜ重要なのでしょうか。この本の第一章で、ドゥルーズはスピノザの生きかた、その哲学について簡潔にこのように記しています。
「どのようなかたちで生きようと、また思惟しようと、つねにスピノザは積極的・肯定的な生のイメージをかかげ、ひとびとが甘んじて生きている見せかけだけの生に反対しつづけた。彼等はたんにそれに甘んじているというにとどまらない。生を憎悪する人間、生を恥じている人間、死の礼賛をはびこらせる自己破壊的な人間がそこにはいて、圧制者・奴隷・聖職者・裁判官・軍人の神聖同盟をかたちづくり、たえずこの生を追いつめては、それをさいなみ、じわじわとなぶり殺しにかかり、法や掟、所有権、義務、権威をもってそれを塗り込めよう、窒息させようとしている。まさしく世界におけるそうした兆候をこそ、そうした全自然や人間そのものに対する裏切りをこそ、スピノザは診断したのだった。」 ジル・ドゥルーズ『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)p.27
ここで述べられている見せかけだけの生、それに付随してくる憎悪や恥辱の感情、自己破壊的な衝動を絶えず生産し続けている機制を解体するための戦略を提示すること、これこそドゥルーズやガタリ、あるいは彼等に影響を受けたネグリやハートが試みてきた哲学のプログラムでした。ネグリ=ハートがその主著『〈帝国〉』でスピノザについて言及している箇所をすこしだけ引用してみましょう。
「スピノザは言う、『自由な人間は何よりも死について考えることがない。そして彼の知恵は、死についての省察ではなくて、生についての省察である』、と。」 ネグリ=ハート『〈帝国〉グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』(以文社)p.110
スピノザが有していたと思われる問いを私たちなりに短くまとめるなら、次のように表現できるかもしれません。死ではなく生の力能を、悲しみでなく喜びの感情を、如何にして高めていくことができるのか。善き出会いと関係性を組織化することを通して。
恐怖や不安、悲しみの感情で僕たちの生を委縮させて、諸個人の欲望を水路付け、資本の価値増殖に奉仕するような主体化(服従化)がなされるように環境整備をし、〈生〉が有する力能をまるごと労働力として捕獲し、残酷なものを再生産し続けるシステム。この残酷なシステムに絡め取られないために、強度を増していく喜びの感情とともに生きていくために、レンズ職人として生きたスピノザの哲学をドゥルーズが拵えてくれたレンズを通して皆でひも解いてみましょう。
UEKEN―気流舎コレクティブ
日時:2014年6月21日(土)19時30分b~
会費:無料
※ワンドリンクオーダーお願いします。
※G・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)『スピノザ―実践の哲学』(平凡社ライブラリー)を参加者の皆さんは各自用意して頂き、可能であれば第4章の冒頭部分(80~95頁)の部分を通読しておいて下さい。
0 Comment, 0 TrackBack | category: /shop/event | permalink