!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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身の丈と背伸びのバランスってむずかしい。
身の丈の感覚が好きだってことは前にも書いた。
それは生きるうえでのぼくの選択や目標に
有形無形のいろいろな影響をあたえている。
たいていはそれで満足なんだけど、
たまにはやっぱり背伸びも
しなくちゃなって思ったりもする。
身の丈な背伸び、
そんなのもあるかもしれない。
倒れないように注意して。
大地に足をつけたまま、大きく胸をひらいて
どこまで気持ちよく手を伸ばせるか。
ちょっと勇気をだして
グッて伸ばしてみれば、
案外いろんなところに
手が届いたりするかもね。
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いまいちばん気になっている物件は
広さが4坪しかありません。
1階路面だし、駅からの距離とか
人通りとか、ちょっと奥まった感じも
いいんだけど、なにしろ4坪しかない。
4坪って8畳。かなりせまい。
飲食店営業許可どおりに厨房をつくって
「珈琲も飲める古本屋」というよりは
「やたら本棚の充実したカウンター・バー」
みたいになってしまったらどうしよう。
だいたい深めのソファはどこへいった!
イベントとかもやりたいのに…。
そもそも生計を立てていけるだけの本を
並べられるのかもかなりあやしい。
でもちっこい店って好きだしなぁ。
賃料も含めて身の丈感だけはたっぷり。
悩んでます。
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物件にはたたずまいがある。
駅から何分とか、家賃はいくらとか、
そんな数値では表すことのできない
建物そのものの雰囲気がある。
不動産屋さんにはうまく説明できないんだけど、
そんな「たたずまい」がじつは重要な気がしている。
絶妙な雰囲気でいい味をだしている物件は
不動産屋さんでは見つからない。街を歩いていて
ふと引きつけられてしまう、そんな存在。
たいていは使われなくなって久しくて
大家さんもわからない。
近所の人に聞いて大家さんを探す。
近ければ直接出向いてお話をする。
まず、断られる。
もう古いですから…
貸さないことにしていますから…
それでもあきらめずに
電話をして、手紙を書いて、
また訪ねてお願いしたりする。
でも、断られる。
むずかしいね。
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大竹財団主催講演会
見田宗介「マグリット、ダリ、ミロ — 現代美術と現代社会」
に行ってきた。勢いあまって最前列。
内容はまあ、以前、朝日カルチャーセンターでやった
「芸術社会学入門」とおなじだったので
なんとなく流して聞いていて、
見田さんがホワイトボードに書いた
根をもつこと、翼をもつこと
人間の欲望矛盾
という文字を眺めていたら、はっと気づいた。
これってべつに矛盾じゃないんじゃないか?
#
ご存知ない方のために説明をしておくと、
「根をもつことと翼をもつこと」というのは
共同体的な存在基盤(根)と近代個人主義的な自由(翼)
というふたつの矛盾した人間の根源的な欲望を
現代社会の中でいかに両立させることができるか、
という見田宗介/真木悠介さんの主要な問題概念。
詳しくは、真木悠介『気流の鳴る音』筑摩書房
などを参照のこと。(ランディじゃないですよ)
だって根と翼は相対的な概念で、
大地に深く張る根、という概念がなければ
大空を高く飛ぶ翼、という概念もないでしょう。
だから、「根」と「翼」を
ふたつの矛盾としてではなく、
ふたつでひとつのじつはおなじ欲望、
おなじ重力でつつまれた大地と大空のなかで
ときに横たわり、ときに飛びまわる
ひとつの生のありかたとしてとらえると、
<自由な共同体>の夢、の可能性も
ひらけてくるんじゃないかな。
ってなんとなくね。
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今日、はじめてのマフラー。
はじめてマフラーをする日はちょっとうれしい。
気取っているわけではないけれど、
わくわくはしている。
もう10年近くもおなじマフラーをしている。
色あせて、よれよれになって、
おまけに穴まで開いている。
なのに、そんなマフラーを
飽きずにずっと使っている。
いちおう、毎年この時期になると
洋服屋さんで探してみたりするのだけど、
これ以上のものになかなか出会えない。
もしかしたら本気で探していないのかもしれない。
そういえば、もうすぐ出すだろう
ダッフルコートも10年くらい着ている。
ということは、ぼくはもう10年間も
おなじカッコで冬を過ごしてきたわけだ。
冬の寒さから身を守って
ぬくもりをあたえてくれる防寒具たちには
愛着がわきやすいのだろうか。
おなじカッコでもかまわない。
おなじダッフルにおなじマフラーでも
過ごす冬は毎年、毎年、違うのだ。
今年の冬はどんなだろう。
どんな新しい景色や出会いが待っているのだろう。
はじめてマフラーをする日のわくわくには、
きっとそんなあったかい期待もこもっている。
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お店で珈琲やお酒を出すには
なにやら許可がいるらしい。
そして、許可を得るには規定に則った
それなりの設備が必要らしい。
よくわからないので
世田谷保健所に聞きに行ってみた。
だいたいのお店の形態をはなすと、
それなら必要なのは
「喫茶店営業許可」ではなく
「飲食店営業許可」ですねとのこと。
インショクテンエーギョーキョカ。
で、必要な設備の規定について説明を受ける。
まず調理区画は客席と区分けされていて…
必要な冷蔵設備はこれこれで…
洗浄槽はこれくらいのが2槽以上必要で…
給湯設備も必要ですね…
それから消毒装置のついた手洗器も…
客用の便所は…
あぁーーー、もう!
ぼんやり聞きながら
お金とスペースの計算をしてしまう。
はぁ。よのなかってキビシイのね…。
けっこう萎えて帰り道はとぼとぼ。
--
世田谷区役所と区民会館は
大きく育ったケヤキとよく調和して
落ち着いたランドスケープをつくっていた。
コンクリートもこれだけ古くなるといいかもね。
前川國男、1959年の作。
生誕100年 前川國男建築展
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祖母とのはなしをもうひとつ。
長いこと茶道をたしなんでいる祖母が
「お茶にしましょうか」といえば、
それはお抹茶のことだ。
といっても和室で正座して…
なんてことはなく、テーブルで
やかんからドボドボ入れたお湯を
チャチャッと点てて出してくれる。
その気楽さがいい。
本当はね、これこれこうして
こんなこともしないといけないんだけどね、
といって「本当の」作法をはなしてくれる。
なかでも感心したのが、「景色」のはなし。
お茶会の席ではただお茶を飲むだけではなく、
茶室にあるものを愛でる。茶碗から
掛け軸から茶杓の節にいたるまで、
とにかくいろんなものを品評しあう。
そのときに使うことばというか概念が、
「景色」なのだという。
お茶碗の模様だけでなくてね、
お抹茶をすくったあとの粉のくずれた様まで
「景色」といって観賞するのよ。
そんな話をこちらは椅子に座って
足を組んで背中をまるめて
へぇ、それはすごいね
なんていいながら
ズズっと飲んで聞いている。
まぁでも、難しいこといわずに
おいしく飲めばいいのよ。
抹茶の山に「景色」を見る
茶道の高い精神性に感動しつつ、
それを笑ってはなす祖母との
まるで無作法なお茶会は、
楽しくて、おいしい。
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ブログを書いていると
ふと何かあったときに、これは
どう書こうかなって思ってしまう。
それは日常のささいなことを
すくいあげて言語化して表現する
とてもいい訓練になっているのだけど、
なんでもかんでも言葉で考えようと
してしまうので、よくない。
言葉にしてしまった瞬間に
流れて消えてしまう大切な何かが
きっとあるように思う。
ほんとうは言葉にしなくたって、
感じたまま味わったり
しまっておいたりしても
いいのにね。
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祖母の家の庭には柿の木があって、
今年もたくさんの実がなった。
東京の住宅街でこんな立派な柿がなるなんて!
庭でできたくだものが食べられるという単純なことに
新鮮なおどろきというかよろこびというか。
昔は食べるものが少なかったからね。
実のなる木をよく植えたのよ。
子どもたちはよろこんで食べたものよ。
ふーん…。
きっと柿の木一本にも
いろんな思い出があるんだろうな。
祖母は「木守柿(こもりがき)」ということばも教えてくれた。
収穫の際、すべて取らずにいくつかを残しておくのだそうだ。
祖母は「鳥のために」といっていたけれど、鳥だけでなく
実を恵んでくれた自然のすべてに感謝して、
翌年の豊作を願う祈りなのだろう。
それがほかの命を食すときの節度であり、礼儀なのだ。
鳥が食べた種はどこかへ運ばれやがて芽吹く。
この柿は渋柿で、渋抜きをしないと食べられない。
アルコールをつけて数日おけば抜けるらしい。
でも手間をかけなくても完熟すれば甘くなるそうで、
しばらく楽しみにおいておこう。
柿は渋くてもリーガル?
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「食べられるのかね。毒キノコ?」
ええ、もちろん。
食べてみるといいかもしれません。
ヒカゲシビレタケだそうで。
Psilocybe argentipes。
人類が太古の昔から摂取してきた
聖なるキノコの一種です。
秋の夜長には最適かと…。
(写真は Livedoor NEWS)
麻薬及び向精神薬取締法
麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令
(麻薬原料植物)第2条 参照
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東京都古書籍商業協同組合が主催する
「古本屋になるには 一日講座」に参加してみた。
吉祥寺「よみた屋」さんが講師だったこともあって
期待以上におもしろかった。
店舗の場合、立地が8割を決める、
とのこと。ひえぇ。
具体的な数値もいろいろ出てきて参考に。
なかでも気になったのは、「客単価は800円」。
事業計画をたてるなかでも最重要数値が
未知だったのでこれはメモメモ。
で、そのあと早速カフェに入って
レシートの裏で必死こいて計算。
いま借りようとしている物件の家賃に
経費をたして、原価をたして、利益をたして
営業日数で割って、客単価で割って…
ムリだーー。
なんどパラメーターを変えて計算してみても、
それはちょっとムリではないか、というような
数値ばっか出てくる…。
いやーん…
ガックシ。
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結局、今年の夏はコパンガンの
フルムーンパーティにしか行かなくて、
バーニングマンだって anoyo だって
行こうと思えば行けたはずなのに、
個人的にはとても行けるような気分ではなかった。
国内の小さなパーティにも行ってない。
まぁ、そんな夏があってもいいかな。
そのかわりと言ってはなんだけど
お店にサウンドシステムを入れたくて
しょうがない。古本屋なのに。
だって『野生の思考』が置いてある
隣のスピーカーから「REZ」が
流れてたらステキじゃない?
しかも大音量。ないよ、そんな店。
ぼくなら泣くね。
すぐつぶれそう。
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気づいてみたらブログにしてからもう3年目。
サイト自体はその1年くらい前からやってるし、
貯金をしはじめたとき(2002年春)からすると、
この気流舎計画自体もう3年半くらいやってる。
すごいな。
我ながら飽きっぽいのに
よくやってるな。
いちおう、遅々としながらも
進展もしてるみたいだし。
きっと1年ぶりくらいにこのサイトみて
まだやってんのかコイツって
思ってる人とかもたくさんいそう。
ええ、
やってますとも。
I'm still here,
and still doing!
--
右側のリンクを少し増やしました。
あ、あと「ボンガループ!」を5ヶ月ぶりに更新!
ひさびさの更新がこれかよ…。
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ちょっと自分のなかで
いろいろなことがあって、
ありすぎて、
書けずにいました。
でも
再開。
書けることだけでも
少しずつね。
とりあえず、
物件探しを続けてます。
下北沢で気になる物件があって、
もろもろ交渉中。
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