!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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クリスチャニアの物語は多彩で、勝利と敗北に彩られている。
実験を始めた多くの人たちはもうここにはいないが、
自由に生きる夢と住民による自治都市の思想は続いている。
クリスチャニアはデンマークのコミューン。住民自治、自給自足、自然との共存 etc. スクォッティングから始まったその「実験」は30年以上たった今でも続いている。クリスチャニアの歴史はまさに自由を求めた戦いの歴史でもあって、いつの時代も政府や警察との対立、対話、協調を繰り返してきた。
そしてまたひとつクリスチャニアに危機が迫っているという。きっかけは民族主義政党による法案。L205と呼ばれるその法案は、再開発を名目としてクリスチャニアの一掃を目論んでいるらしい。コミューンは自由な社会のありかたを求める人類の実験だとするならば、これはヒトゴトではない。
Christiania.org
_INFO PAGE/The Tale Of Christiania に
英語で読める歴史があります。
BEVAR CHRISTIANIA
_署名サイト
FORSVER CHRISTIANIA
_反対サイト。ENGRISH ページで問題の概要が読めます。
Bevar Christiania
_反対サイト
BBC NEWS
_去年のデモ
クリスチャニアを訪れて
CHRISTIANIA 人民解放国家
デンマーク・クリスチャニアで考えた
デンマークからの手紙
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実はいま、真木悠介とその周辺に関するWikiサイトを作ってます。
名前はもちろん、MakiWikiね。
で、はじめてWikiをさわったのですがー…
すごいかも、これ。
書いていると開放感があるんですよ。
世界に対して開かれてる。
誰も、何にも所有していない。
開放は解放に通じるんじゃないかなって
ちょっと思った。
YukiWikiを使ってます。
YukiWiki2内のMakiWikiページ
W. Cunningham ほか『Wiki Way』ソフトバンク
結城浩『結城浩のWiki入門』インプレス
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骨フェチ長沢節展@弥生美術館に行ったついでに東大前の古本街へ。本郷は神田とも早稲田ともひと味違う濃厚な店が多い。正門近くに空き物件発見。とっても雰囲気がよかったので不動産屋さんに電話してみた。家賃35マンエン、保証金20ヶ月! いやそれはちょっと無理です。「もう商売やるには死んだ街ですよ」なんて不動産屋さんは自嘲ぎみに言う。ふうん、そうなのか。そういえばシャッターの降りた店が目立つ。それなら家賃も下がれば出店する人はいるのにね。
近所の神社の境内にある古風な一軒家が貸しに出てる。料亭にでもできそうな和風の家で、玄関の前に大きな木があったりしていい感じ。なにしろ境内(なのかな? 鳥居より中、参道の横)なので木は多いし静かだし。雰囲気は抜群。駅近し。こちらは30万円。もちろん古本だけでは無理だけど、カフェと一緒にやったりすればできるかな、とか夢を見てみる。沼田元氣が市川実日子をつれてきそうだ。
おなじみ東京R不動産。
人の温もりとか、自然とか、太陽とか、
そういうのがすごく大切、という方。
いい! 和んじゃいたい。
やっぱり一緒にお店をやってくれる人がいるといいかも。
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中沢新一『カイエ・ソバージュⅠ〜Ⅴ』講談社選書メチエ
この壮大な野心をもつ全5冊を読み終えて、心地よい疲労感とともに僕はすばらしい本に出会った時に感じる、いつものあの無力感におそわれている。放心と言えば近いだろうか。しばらくはこの本の衝撃のなかに身をまかせ、何も考えずに新しい世界(そう、それは読む前とは歴然と違う顔をしてたちあらわれてくる世界)を感じていたい、そんな気分だ。内容の要約は他にまかそう。紹介するほどの能力も僕にはないように思える。中沢新一の文章はそれ自体、詩的だ。扱われる話題の広さと思索の深さに適度なペダンチックさも相まって、扇情的で陶酔感すら感じられる。
世界はもともとこのような「詩」にみちみちているのです。いや、世界は「詩」のようにして、たえまなくつくられています。私たち人類の心も、「詩」の構造として生まれています。言語の本性は「詩」なのですし、交換の行為は、生まれたばかりのときは贈与でした。それならば世界のはじまりにあるのは、きっと純粋な愛にちがいありません。
きっと冷静に読めばいろいろと弱点もあるのでしょう。でも思想家の仕事としては、これでいいのだと思う。「対称性」という概念は中沢新一自身、この講義をすすめてゆくなかでつかんできたようで、ひとつの大きな思想が生まれでる瞬間に立ち会っている臨場感に触れることができます。「有限な思考の手続きだけを用いることで、宇宙の中の人間存在の意味をあきらかにしようとしてきた」神話的思考と同じように、この5冊の本は広大で深淵な意識の宇宙に僕らを連れ出してくれる。
付け加えておくならば…
瞑想やサイケデリックスの経験や、熊の住むカムイミンタラを一人で歩いた経験がなかったならば、この本を自分の体験として深く理解することはなかったと思う。本を読むだけでは本は読めないというか、そんな気がする。
Polylogos :: Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
Passion For The Future :: Ⅳ Ⅴ
Amazon :: Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ
asahi.com :: 作家に聞こう
松岡正剛の千夜千冊
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皆既月食の夜、僕らはその原理を知らなかった。海辺のコーヒーショップで時間をかけて議論した結果「地軸の傾きだろう」ってことに気づいた。僕らのいいかげんな推論によれば月食が毎満月に起こらないのは、地軸の傾きがあるからだった。地軸の傾きは四季をつくる。夏至や春分の日がなぜ大切にされてきたのかという友人の問いに僕は、「1年が巡ったことを知ることができる日なんだからあたりまえだろう」と答えた。
でも考えてみたら、僕は夏至の意味を体感してない。そもそも本当にその日が夏至なのか、僕は知らない。毎日同じ電車に乗っている人間にとって「1年が巡った」ことの意味はあまりにも薄く、夏至はちっとも大切な日ではない。農耕や狩猟採集で大地と(それはつまり宇宙と)つながって生きていた人たちにとっては、そうではなかったはずだ。夏至の日には過ぎた1年を振り返り、これからの1年を想い、心からの祈りを捧げてきたのだろう。大切な日だ。地軸が傾いているからだとかそんなことよりも、日々の実感として夏至の意味を知る智慧の方が、夏至を知っていることにならないだろうか。
World Peace & Prayer Day
私が、 World Peace & Prayer Day を通じて伝えようとしていることは、世界中の人々が、太古に知っていたはずの、母なる大地を敬い、あらゆる存在との調和の中に生きるための精神性と術を取り戻そうということです。 World Peace & Prayer Day せかいへいわといのりの日は、太古の教えに向けて再び私たちの心を開くための、癒しの儀式でもあります。
夏至の日のイベントは他にもいろいろ。
行けない人はキャンドルナイトでも。
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んで、ネイティヴアメリカンつながりでこんなの。
(via magarisugi.com)
MOMENT UTOPIA
ネイティブアメリカンのシャーマンの教えからレイブカルチャーを見つめ直し、人間の生活の中における儀式の必要性、そこにおける音楽とダンスの役割、そして自然と人間との関係を、美しい映像と ABA STRUCTURE の幻想的なサウンドを交え作品化。
サンプル観ただけでゾクゾク。こっちも気になるね。
Kenji Williams は anoyo のイベントに出るみたい。
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とりあえず、気流舎にターンテーブルは必須だ。ミキサーもCDJも部屋にあるのを持って行くつもり。ギターもジャンべも置いてあるだろう。物件もなるべく音の出せるところを探したい。なんでだろう。お金ないんだから、よせばいいのに。古本屋なのにやたら音楽に固執してる。
たぶん、そこには言葉が到達しえないものへの敬意とか畏怖とか憧れがあるのだと思う。言葉や本や論理に頼ってしまうことへの戒めがあるのだと思う。本なんていくら読んだってムダだよってどこかで思ってる。
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もう情報大杉なのでメモ代わりのリンクだけを。
winnyを肯定的に議論する
winnyはひとつの新しい世界を見せてくれた。
またもや口実は著作権です。
もし現行の著作権法が100万人もの人間をいつでも犯罪者にすることができるようなものなのであれば、そんなのは法律のほうが間違っているに決まっています。
作者:
「今の著作物に対する課金システムは古い。ユーザーはクリエイターに直接、金を払うべきであってCD業者などへの中間マージンは無くてもいいはず」
金子勇氏を支援する会
んでついでに↓ やっぱり僕は映像よりは音楽なので。
「
ネット音楽とアナルコ・キャピタリズム」
(via ロック少年リハビリ日記)
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CSRに関してひきつづきお勉強。経済同友会の『第15回企業白書』はなかなかどうして、よくできてます。経営者のみなさん、しっかりお読みなさいな。義務でもコストでもなく、企業価値を産み出す源泉なのですよ。
CSRは多様なステークホルダーとのコミュニケーションとしてとらえることができて、どれだけ誠実な対話ができるかってことが問われている。
CSR CONSORTIUM
当サイトは、CSRに積極的に取り組む企業の担当者と直接対話できる世界初のコミュニケーションプロジェクトです。…企業とのオープン且つ建設的な対話を通じ、持続可能な社会への道を共に考える場でありたいと考えます。
これはすばらしいデザインの仕事だと思う。新しい対話のかたちを提案してます。つくっているのは、ディ・エフ・エフという会社。
「持続可能な社会」のあるべき姿を描き、それにつながる先進のコミュニケーション・ツールを創造・提供する
というミッションに共感。ほかにもクリック募金のサイトや、持続可能な社会のビジョンを語るサイトなんてのもつくっていて、しかもキレイ。いい仕事してます。
空想生活や @cosme や復刊ドットコムは企業と生活者を結ぶ新しいアプローチだし、ブログやソーシャルネットワーキングもあるいは関心空間みたいなものも、すべて新しいコミュニケーションのかたちの提案。出合いや対話をうながす仕組みのデザインはますます大切になっていきそう。
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デヴィッド・ホルムグレンの講演を聴いてきました。ゆっくりと丁寧な話し方が誠実そうなお方。パーマカルチャーの概要と可能性を説明。やっぱいいかもパーマカルチャー。
標語として「Reclaiming Our Place in Nature(自然のなかで僕らの居場所を取りもどす)」という言葉を使っていて、行動は違うけど Reclaim the Streets! (道路を取り返せ!)のような運動とも根っこはつながるのかな、とか思った。知らずのうちに僕らが忘れていたもの、奪われていたものを取りもどす試みとして。
自然のなかで自分の生き方をどう Re-Design するのか、ともおっしゃってました。どうもデザインからは逃れられないらしい。
どんな変化も出発点は自分のなかから。パーマカルチャーのいいところは、文明のあり方をも変えようとするおそろしくラディカルでアナーキーな思想なのに、舞台はあくまで自分の庭だってこと。そうだよね、それが大切。
PERMACULTURE: Principles & Pathways Beyond Sustainability
は翻訳中で、今年中には出版予定とのこと。
いつかそのうち
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細谷巖@G8
佐藤卓@ggg
田中一光@MOTS
はい、みなさんすばらしいです。
もう訳もなくあやまりたくなってしまいます。
ごめんよ、もうデザイナーなんて辞めるから許しておくれよ。
と言いつつ
後藤、佐々木、深澤『デザインの生態学』東京書籍
とか購入。アンビバレンス。長沢節@弥生美術館も行きたい。
細谷巖の仕事で世界デザイン会議(1960)で配られた冊子『ぐ』というのがあって、そのなかの「日本のデザインは古来より素材を抑え込むのではなく、宇宙のなかでしかるべき形と位置へおさめることを旨としてきた」というような記述(もっと格調高かった気がする)が心に滲みる。
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そういえば5月31日は世界禁煙デーだったらしい。僕はたばこを吸わないので、気流舎は禁煙のつもり。でも珈琲は出すし、サイケデリックスの本はたくさん置いてあるだろう。以前は積極的な嫌煙派だったけど、うるさく言うのはもうやめた。
たばこは Nicotiana tabacum L. という植物の葉を乾燥させたもので、たばこを吸う行為は、(茶や珈琲やマリファナと同じように)「精神に影響を及ぼすことを期待して植物を摂取する」という人類の長い歴史をもった行為のひとつなんだと思うようになったからだ。
もっとも古代のシャーマンたちに比べれば現代の喫煙はかなりガサツでつまらないものになってしまったようだ。シャーマンたちはその性質を熟知していたがゆえに喫煙の場は聖なる儀式のみに制限していた。
南米のインディオによれば、人間がたべものに餓えるのに対して、精霊はタバコに餓えるという。すなわち、タバコをさまざまな形で摂取することによって、シャーマンは精霊たちと直接的に、親しく接触することができるのである。
『精神活性物質の事典』
敬意を持って植物に接し、儀礼をもってその恩恵にあづかろうとするようなつつましさがあれば、心のうちから自律的な節度がうまれてくるはずなのだ。そんな気高い喫煙者には、僕も敬意を表そう。
Wikipedia::タバコ
トロイヤー 他『タバコの社会学』世界思想社
グッドマン『タバコの世界史』平凡社
トリソン 編『喫煙と社会』平凡社
ラジュリー『精神活性物質の事典』青土社
ワイル『ナチュラル・マインド』草思社
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そろそろ blosxom 3.0 が出るというのにコメント関係をシコシコと改良。
といっても kyo さんの writeback と put_forms を
まるごと使ってるだけ。サンクス & リスペクト!
変更点はこんなとこ。
・comment と trackback の分離。
・ついでに permalink ともども flavour を .html に統一。
・必須なのは本文だけ。他はなくても投稿できます。
・タグが使えなくなりました。
・代わりに改行は反映されます(これがほしかったのね)。
・文中の URL は自動的にリンク。
などなど。見えないところでホントはもっと多機能。
すごいね。
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