ちかごろの気流舎




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Thu, 09 Jun 2011

ネオネイティブミーティングの総の国声明




ネオネイティブミーティングの総の国* 声明
NeoNative Gathering FUSANOKUNI Statement v3.1
http://www.neonative.info/


    「ただしいとき ただしいばしょ
     とおく森をめざし 山をのぼり あつまる
     お日さまにみまもられた午後
     お月さまにめでてもらった夜
     地球がゆれ 苦しみの声をききつけたヒトビトは
     こわさを抱きしめ かなしみにむきあい
     この星で美しく生きることをあきらめず
     あるハルの日におきたできごとを
     わすれないための ものがたりを
     はなしつたえる けっしんをしました
     満月のよる
     虹をみたひとたちがつくった
     わすれないものがたりの
     はじまりです」
     ──あずみ(ラビラビ


3月11日、大きな地震が日本列島の本州と呼ばれる島の東北沿岸で発生し、自然が激しく身震いして、たくさんのいのちが失われました。電気仕掛けで動く私たちの文明を支えてきたいくつもの原子力発電所も、取り返しのつかない被害を受けました。壊滅的な被害を受けた福島第一原子力発電所の4つの原子炉で起きている放射能漏洩事故に、世界の目は釘付けになっています。

私たちはこれまで、大地と水と空気を必要以上に傷つけることのないように心がけて、自然から学びながら暮らそうとしてきました。すべてのいのちを脅かす存在として人間が作りだした「核」とのつきあい方を改め、中毒ともいえるエネルギー依存を脱して、あらゆるいのちとともに大地や水との健全な繋がりを取り戻すことの必要性を、生活はもちろん、表現や生産を通しても伝えてきたつもりでいました。

にもかかわらず、今回の事態は起きました。大地と水と空気を、そしてそれをわけあってそこで生きるすべてのいのちに、生きのびるための大きな試練を与えてしまいました。しかし同時にそれはたくさんの無垢なる精神を揺り動かして目を覚まさせつつあります。今回の危機により、平和が大切としながら荒ぶる核エネルギーに依存してきたこの国のエネルギー政策や、核政策の見直しを求める声は、今後さらに大きくなるでしょう。

今ある原子力発電所や核関連施設をただちに停止しても、すべてはそれで良い、というわけにはいきません。世界各地の先住民たちがそれに見合う知恵を持つまではけして掘り出してはいけないと永い間伝えてきた鉱物、その核にともされた「火」は、すぐに鎮まってはくれないからです。私たちは、この先も、人間が作りだしてしまったために放っておけばいつまでも荒れ狂う強大な力を有する核廃棄物とともに、生きていかざるをえません。

核物質のタイムスケールは、私たち人間のそれとは比べようもなく長いものです。その危険性を、文字に書いたとしても、石に彫ったとしても、きっといつかは忘れられてしまうことでしょう。何百年、何千年、何万年、気が遠くなるような時間を、核物質と共有していかなくてはいけない、人類史上はじめての、そんな時代に、私たちは今、いるのです。

震災からほぼ一ヶ月後の満月の日、余震がいまだおさまらず、原子力発電所の事故の終息も見えないとき、私たちは、東西南北から関東地方は房総半島(総国安房)鴨川の山中に集い、この母なる列島での私たちの今後の暮らし方、生き方について、自然との関係のあり方について、真摯に意見を交わしました。農業者、音楽家、作家、写真家、映画監督、絵本作家、画家、料理家、学生など、立場と仕事を超えて、その日まで普通に日常を生きてきた人々が、あらためてこの日、地球に生きるひとりの人間として、もう一度決意を新たに、震災と事故のもたらしたものから学び、母なる列島の島々をこれ以上傷つけることなく、自然との調和をはかり、生きていくことを再確認しました。

そして、この列島に暮らす姉妹たちや兄弟たちにも、私たちとともに、地球が生きている存在であり、長きにわたる人間の活動の結果、世界各地の先住民が「母なる地球」「祖母としての地球」と呼ぶ偉大な存在が、息も絶え絶えになっていることを確認し、もういちどいのちと地球とのつながりを回復し、調和と美のなか、すべてのいのちとともに生きのびることを、心の底より祈り求めました。わたしたちは、人間として生きることを怖れず、非人間的な核エネルギーに依存することを止め、もう一度地球を抱きしめることを、ここに最初のネオネイティブミーティング総の国声明とします。


2011年4月17日 満月に虹の環がかかった日
ネオネイティブミーティング2011 参加者一同


*
『古語拾遺』によれば、天富命が天日鷲命の孫達を従えて、初め阿波国麻植(後の麻植郡)において、穀物や麻を栽培していたが、後に天富命がより豊かな土地を求めて衆を分けて一方を黒潮にのって東に向かわせた。東の陸地に上陸した彼らは新しい土地に穀物や麻を植えたが、特に麻の育ちが良かったために、麻の別称である「総」から、「総国」(一説には「総道」)と命名したと言われている。
──ウィキペディア「総国(ふさのくに)」の項


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Fri, 06 May 2011

NO NUKES ONE LOVE




A3ポスターPDFダウンロード

ネットプリント(セブン・イレブンで出力できます)
http://www.printing.ne.jp/
 ファイル名 NoNukes
 プリント予約番号 13726004
 暗証番号 なし


(Unicode U+262E)

ピースマークは1958年にデザイナーの Gerald Holtom が
イギリスの Campaign for Nuclear Disarmament(核軍縮キャンペーン)
という団体のために作ったのがオリジナルだそうだ。
60年代以降、反戦・反核・平和のシンボルとして、
サマー・オブ・ラブにおける解放の精神さえも象徴してきた。
ピースマークの由来

日本におけるオルタナティブ・ムーブメントのひとつの結節点
いのちの祭り '88」は「NO NUKES ONE LOVE」がかけ声だった。
(ロゴは記録集である『NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り '88
Jamming Book』(プラサード書店)から拝借)

地球はすべての生命体(いのち)のお母さんです
 わたしたちは今、ひとつの転換期を迎えています。核や原子力発電、さまざまな汚染といった地球的危機によって呼び覚まされた〈いのちの声〉が、〈生〉のさまざまなところから聞こえます。いのちを切り刻む文明、モノの狂乱する経済のなかで、わたしたちはもっとも大切なこの恵み深い地球の原生なる自然と、子供たちの未来を破滅に追い込んでしまいました。地球の生態系はわたしたち人類もふくめ、食物連鎖、相互依存という大きなサイクルのなかですべて複雑に関係しあっています。その連鎖に一度与えられたダメージは地球全体に広がり、しかも長期間減ることなくわたしたちの遠い子孫にまで引き継がれてゆくのです。
 放射能汚染はまさに、人類はじまって以来最大のダメージであります。〈ひとつらなりのいのち〉にとって、これほど確実な〈死〉はありません。一個の人間とおなじように、この地球は生きた惑星です。健全な地球と生態系があってはじめて、人間は生きることができます。それを忘れてはなりません。わたしたちの母体である地球が滅んでしまえば、どんな経済的な豊かさも文明の発展も無意味に帰してしまいます。もしまにあうのなら、わたしたちはこの大きく方向を誤ってしまった人間の行いを、もう一度あるべき方向に修正していきたいと考えます。それは、わたしたちを生かしてくれる母なる地球に歩調をあわせ、生態系の秩序のなかで人類が共存、共生していけるような方向にほかなりません。
——『いのちの祭り '88 企画書』(1988年4月作成版)より


いのちの祭りは「レインボー2000」につながり
レイヴ・カルチャーへと接続する。

レインボーはヒッピーたちのシンボルカラーだが、
緑と黒をシンボルカラーとするグリーン・アナキストたちも
ヘンリー・デイヴィッド・ソローなどの
シンプルで自給的な自然哲学にその源流(と可能性)をみている。


おおえまさのり「NO NUKES ONE LOVE
北山耕平訳「ホピは日本と母なる地球のバランスを回復するための祈りへの参加を求める
4.10 原発やめろデモ!!!!!!!!!(全国でも世界でも)


追記:
ついでにもういっこつくった。




A3ポスターPDFダウンロード

ネットプリント(セブン・イレブンで出力できます)
http://www.printing.ne.jp/
 ファイル名 endnukes
 プリント予約番号 75053075
 暗証番号 なし

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Tue, 20 Oct 2009

ある脳科学者の涅槃


(日本語字幕選べます View subtitles → Japanese )

そんな簡単なことでもあるまいにと思わなくもないが
なかなかすごいことを言っているようにも聞こえる。
涅槃て!

エドワーズ『脳の右側で描け』エルテ出版
が思い出されますな。


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Sat, 21 Feb 2009

トマトと意識革命



トマトというのはヨーロッパや北アメリカでは
200年以上もの間、毒だと思われていたそうです。
1820年ニュージャージー州のロバート・ギボン・ジョンソンは
町の裁判所前の階段でトマトを食べて人々に
毒がないことを証明したらしいですよ。


明日↓
★一連の間違った大麻報道への異議申し立てデモ★
2・22 SUN@青山公園南地区(詳細
主催−420JAPAN
協力−カンナビスト

ポンさんの麻声民語:: 大麻事件の過剰報道
大麻取締法変革センター
カンナビスト
アメリカの医療大麻レポート
厚生労働省が持っている大麻情報の全て[情報公開請求への回答]
財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター専務理事の説明


♪ 意識の革命起きちまうから フタをしてるのさ
—観音バンド「大麻様は神の草」

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Sun, 26 Oct 2008

トランジション・タウン

「トランジション・タウン」って、まったく
知りませんでしたがなかなか面白そうな試みです。
日本でも小金井、葉山、藤野などで始まっているもよう。
下北沢や世田谷でもどーでしょうか。

トランジション・イニシアチブ入門書-日本語版
http://homepage3.nifty.com/pumpdiet/12stepsprimer.htm

トランジション・ ジャパン(発足準備中、近日公開)
http://www.transition-japan.net/

Transition Towns WIKI
http://transitiontowns.org/TransitionNetwork/TransitionNetwork
Transition Town Totnes
http://totnes.transitionnetwork.org/


今日ですが、こんなのあります↓
第5回エコビレッジ研究会
テーマ:「トランジション・タウンとエコビレッジ」
日時:2008年10月24日(金)午後7時から9時
場所:北沢タウンホール内らぷらす11階 第4研修室(下北沢)
話題提供者:榎本英剛さん
参加費:500円
定員:48名(当日先着順)
主催:懐かしい未来ネットワーク&日本エコビレッジ推進プロジェクト

こんなのもあります↓
「地域のチカラ」~脱「グローバリゼーション」の現場から

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