ちかごろの気流舎

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『ショック・ドクトリン』勉強会

2011年3月11日におそった大震災、
そして原発事故はさまざまな波紋を投げかけました。
残念ながら“復興”という2字だけでは
語りきれない違和感を、そして苛立ちを覚えます。

この違和感はどこからくるのでしょうか？
イベントでは昨年9月に翻訳が刊行され話題になった
ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』（岩波書店）を
通じ、その理由を考えてみたいと思います。
本書のキーワードは“惨事便乗型資本主義”、
すなわち「大惨事につけこんで実施される過激な市場原理主義改革」のことです。
新自由主義は人びとのショック状態につけ込んでやってくる。
ピノチェト独裁政権下のチリ、9・11後の米国と
イラク戦争、スマトラ沖津波、ハリケーン・カトリーナ…
それらを例に検証されます。
大災害がおこり被災者が茫然自失とするなか、
コミュニティーが解体され、市場原理による“復興”がなされる。
放射能をばらまいたあげく、廃炉ビジネスや
TPPを推進しようとするどこかの国の現状を思い起こさずにはいられません。

2011年3月11日を経験して、
私たちはオルタナティヴな連帯の重要性を今一度、
再確認することになりました。オープン当初からそのような試みの場で
あった気流舎で本書を読みコミュニティーのこと、
そして社会や経済のことをもう一度、考えてみたいと思います。


日時：2012年4月7日（土）19：00～
場所：気流舎
会費：無料（ドリンクオーダー）
※ 全2回の予定で、今回は上巻をとりあげます。
※ 読んで参加すると理解が深まると思いますが、
　興味のある方は誰でも気軽にご参加ください。

主催：「気流舎『ショック・ドクトリン』勉強会」

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「Noche Ayahuasca－アヤワスカの夜」

南米アマゾンに、伝統薬草茶アヤワスカと、
それを用いたシャーマニズムが存在します。

世界をバックパックで旅していた頃、
アマゾンに数ヶ月滞在し、シャーマンを訪ね歩きました。
アヤワスカを飲み、シャーマンによる歌によって導かれた先は、
己の中の善悪と対峙する、内なる宇宙の旅でした。

アヤワスカ体験者の話を聞くと、みんなそれぞれに、
大変興味深いマインドの旅をされています。
アヤワスカの旅に特化して、じっくり話したり聞いたりできる場が
あったらいいなぁと思っていたところ、
気流舎さんとのご縁で、その場が実現する運びとなりました。
アヤワスカ体験話のシェアリングと、アヤワスカの旅情報の
橋渡しをしながら、内なる意識の旅と、シャーマニズム＆
アヤワスカへの知識や認識を、みんなで深めていけたらと思います。

また、サイケデリック（意識の変性）のみならず、思想・哲学、
旅、植物療法、精神世界、宗教、法律、民族学など、、
いろんな角度から話ができればと思います。

当日の気流舎店長は、アヤワスカにも詳しい旅人K氏。
今回は、トークショー形式ではなく、
気楽にじっくり話せるラフな集いです。

あの世界を覗いてきた方たち、
南米アマゾンへ行きたい方たち、ご縁が繋がった方たち。
お誘いあわせて、遊びにいらしてください。
お待ちしております。


高崎咲耶子（Spectator vol.24
「Camino de Ayahuasca-アヤワスカの道」執筆）


日時：2012年3月28日（水）19時～
場所：気流舎
会費：ドリンクオーダー、ラブオファー

＃画像はシャーマンであり画家でもある
パブロ・アマリンゴ氏によるもの

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3月の『うさぎ！』を読む会

2回めを開催します。
今回は、プロパガンダやプライヴェタイゼーション（民営化）
などについて書かれた第2話を読みます。
第1話を読んでいなくても楽しめるので、
初めての方もどうぞお気軽にいらしてください。

・・・・・・・・・・・

季刊誌「子どもと昔話」で2005年10月から連載がスタートした、
小沢健二さんによる『うさぎ！』。

3人の少年少女が「灰色」に立ち向かっていくという寓話を通して、
グローバリゼーション、戦争、自然破壊、
食べもの、先住民、心のケア、など、
いまの世界に起きている問題を多岐にわたってとりあげています。

この会では、みんなで少しずつ『うさぎ！』を朗読して、
そのあと、感じたこと、考えたことを、のんびりゆったり、
話していこうと思います。
あるテーマについて議論するというより、
テーマと出会って、個人としてどう思ったか、考えたか、
自分の日々の生活や暮らす社会との関連などを
ひとりひとりが話し、聴く場にできたらと思っています。
月1回ペースで、毎月最終火曜日に開催します。

311以降、原発の話ばかりに目が行きがちですが、
（もちろん原発の話もしましょう！）
もっと幅広くさまざまなテーマから、
“これからの私たちの世界のこと”を
話していく場になれたらと思います。


日時：2012年3月27日（火）20：00～
場所：気流舎
会費：無料（ドリンクオーダー）

★第2話を読みます。『うさぎ！』を持っている方はご持参ください。
　持っていない方には、コピーを用意しておきます。（コピー代実費負担お願いします）
★内容に関連する資料や本の紹介、歓迎！
★食べ物やおやつなどの差し入れも大歓迎！

主催：「気流舎『うさぎ！』を読む会」

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【タッチ・ドローイング】デボラさんのワーク

アートセラピスト、デボラ・コフーチャピンさんを
気流舎にお招きし、スライド上映とお話を通して
タッチ・ドローイングを使ったアートセラピーのご紹介をします。

タッチドローイングとは…
指を触れ動かしていくことで湧いてくる自己の内側から
のイメージを使って、紙の上に形を取っていきます。
自分の体の中の英知に触れ、直観と深い
インスピレーションの源へ繋がり、表現していきます。
ワークショップでは、チベタンベルの音や
身体ムーブメントも用いられます。

デボラさんは今回、石巻にて4月6日から10日まで
被災者の方々を対象としたワークショップを
開催するために来日しています。
石巻でのワークショップのお話も
うかがいたいと思います。

【Deborah Koff‐Chapin】
ワシントン州ウィッビー島在住
カリフォルニアCIIS准教授。
タッチドローイングの創始者。
国際表現アーツセラピー協会前理事。
エサレン研究所では毎年講師をしています。
http://touchdrawing.com/


2012年4月11日（水）18:30~20:00
*予約不要。
*途中参加できます。
*参加費はカンパ制。いただいたお金は、
　被災地へ寄付する画材、デボラさんの滞在費にあてます。
*軽食付。食べ物持ち寄り歓迎。

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ありがとう

第一期の店主です。
今月末で移住することになりました。
5年間多くの人に出会い支えられてきました。
お礼を伝えたい人がたくさんいます。
本当は一人一人にお会いしてゆっくりお話が
できればよいのですが、そうもいかず。
ささやかな感謝の会を催しますので時間が許せば
どうぞお越しください。ちょっと顔出すだけでもぜひ。

2012年3月25日（日）
17時くらい〜22時くらい
（お店は14時から開いています）
持ち寄りも歓迎〜。

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気流舎賛助会員の皆様へ

おかげさまで現在31名の方からご支援いただき、
第二期気流舎は安定したスタートを切ることができました。
ありがとうございました。大切に使っていきたいと思います。
賛助会員の特典のひとつである「会員缶バッヂ」が完成しましたので、
ご来店の際にお持ち帰りください。

会員向け会報をただいま準備しておりますので楽しみにお待ちください。
今後とも気流舎をよろしく願いいたします。

会員特典
・会員缶バッチ贈呈！
・友だちを連れて来たらチャイ一杯無料！
・古本を販売額と同類で買い取ります。（つまりレンタルできます！）

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気流の鳴る本

「ここの本は売り物ですか？」とよく訊かれます。
はい、売ってます。チャイでも飲みながら、
カウンターカルチャー的な話題でゆっくり語り合える
カフェでもありますが、実は気流舎は本屋なのです。
そのメッセージを伝えるべく、移住を目前に控えた
第一期店主が気流舎の本について語ります。
いったい気流舎にはどんな種類の本が
どんな意図で置いてあるのか？

「気流舎とは何か」という本質に本によって迫る、
旅立つご隠居の最終講義！？ 後半は、参加者みんなで
本のポップを書いたり、好きな本をお互いススメあったり、
本の話題で花を咲かせましょう。

火曜店番のこだまさんが編集した新刊本
『Shall We ダンス？』（気流舎店主インタビューあり！）
絶賛発売中！このイベントはその出版記念でもあります。


日時：3月13日（火）19:00～
場所：気流舎
会費：無料（ドリンクオーダー）

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