ちかごろの気流舎




!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
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・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画


Wed, 27 May 2009

デザイン・クリップ


http://designclip.tumblr.com/

ウェブで見つけた気になるデザインを
毎日何かしらクリップしてます。
主に仕事用。でも面白いから公開。

お客さんの名言
「俺の tumblr が一番いい。」
みんな自分の tumblr が大好き。

>デザイナー(とか)の友達のみなさん
楽しいからやってみてください。
んで好きなの教えて。シェアしましょ。

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Sat, 23 May 2009

存在と意味



この宇宙の、この生命の、この人生の、
存在のすべてに意味がないとしたなら
虚無の他になにがあるというのですか?

そんな疲れきった僕の質問に
そのお客さんはわずかに唇を引き
視線を落として考えた後、
静かに答えた。
声は確信に満ちている。

「意味はありません。でも無意味ではないです。」

腑に落ちた気がしたのは
もうかれこれ三時間もこのような問答を繰り返して
朦朧としていたせいか。でもその時は
あぁそうかと確かに思ったのだ。

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Fri, 15 May 2009

放浪者たちの場所



ひょんなことからお客さんの紹介でロバート・ハリスさんが
トークをしてくれることになりました!!
気流舎で話してくれるからにはもちろん、
あの伝説的な本屋「EXILES BOOKSHOP」について
語ってもらいましょう。お相手は下北沢の老舗ロックバー
Never Never Land のオーナーで、バックギャモン
めっぽう強いしもへーさんです。


1978年、シドニー。カフェでもありギャラリーでもあり
本屋でもある空間が一人の旅人によって開かれた。
「EXILES(放浪者たち)」と名付けられたその場所はやがて
都市に生きる多様なエグザイルスたちのたまり場となり
オルタナティヴな文化の中心地となってゆく。

「本を並べるだけじゃなくて、コーヒーテーブルやソファを置いて、アーティストが作品を展示できる画廊を作った。売れていない作家から、売れている作家、詩人、ドラッグ・クイーン、アーティストまでアウトローな連中が集まる溜まり場になった。一番探しつづけていた仲間たちに出会えた場所だったよ」
ロバート・ハリス

「お前のこの薄汚い本屋は貴重な存在だよ。いい場所にはいい人が集まってくる。そしていいものを生み出す。社会的な、表面的な価値とは関係なくな。「エグザイルス」はまさにそんなところだよ。」
—パトロン的存在だったマーティン(トップレス・バーオーナー)



放浪者たちの場所「EXILES BOOKSHOP」
2009年5月23日(土)15時〜17時
トーク:ロバート・ハリスさん
    しもへーさん
ドリンクオーダー+投げ銭歓迎
予約不要

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Thu, 07 May 2009

旅の話を聴かせてよ



お客さんののぶさんがインドの長旅から帰ってきました。
インド・バングラ・タイのべ13ヶ月、女子一人旅!
後半はマイソールでアシュタンガ・ヨガを習っていたらしい。
おー、それじゃぁ話を聴かせてよってことで
旅話の飲み会を開催。
のぶさんを知っている人も知らない人も
インド興味あるんだけど行ったことないって人も
女子一人旅って大丈夫なんですかぁって人も
タイ料理でもつつきながら
旅の思い出をシェアしましょう。

#旅に出る前にたまたま気流舎で出会ったイスラエル人の旅人と
ダラムサラでばったり会ってギターをもらったとか。
すげー。いい話だ!

人生はつねに旅なのだとしたら、
旅人の話を聴くこともまたひとつの旅なのだと思う。


2009年5月12日(火)20時〜
会費:ワリカン。差し入れ歓迎。

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第7回古典読書会 

古典読書会は、テーマを決め「古典らしいけど、書名は知ってるけど一人だと読む気になれないよー」という本について、みんなでアアデモナイ、コウデモナイと井戸端会議よろしくダベる会です。ジャンルは文学から哲学から小説から何でもあり。
主宰:らむ山さん

【題材】丸山真男『超国家主義の論理と心理』

丸山真男の認知度は高く、戦前の日本政治の暴走に関する分析で知られています。しかし、言説空間において戦後民主主義の地位が相対化され、世代が若くなるにつれて読まれなくなってきました。ただ、戦後民主主義という言葉自体、定義が非常にあいまいで、言葉のイメージが先行しすぎています。じっさい、その定義だけでは、丸山真男も大塚久雄も川島武宜も大江健三郎も、それどころか果ては大塚英志まで、一緒くたになってしまうわけですが、そういう大雑把で単純な「論壇的十把一からげ主義」を離れ、丸山個人はどんなことを語っていたのか、どういう考えの持ち主だったのか、一度、向き合ってみませんか?

本文は全部で19ページ、割と短いです。(『丸山真男集 第三巻 一九四六—一九四八』所収)ですので、今回は本文を輪読し、ご参加頂く専門の方から解説を交えたコメントを頂戴し、そのうえでフリーディスカッションに入る感じで進行します。

※いきなり丸山の論文とガチに対面するのはキツいよ〜という方は、丸山がものすごくフランクに半生を語ったインタビューから構成された『丸山真男回顧談』をぜひご一読を。多分、大きい図書館にはあるんじゃないかと思いますが、人間としての丸山が—女優や映画の好みまでしゃべってますが(笑)—分かって、読書会に参加するのが楽しくなるのでは。

以下、詳細。

■日程:5月9日
■時間:15時〜17時
■会場:気流舎
■会費:5000円÷人数割り+2ドリンク…たぶん1000円くらい?
飛び入り歓迎、参加申し込み不要

一応、若干部、コピーは用意しますけれど、できましたら、
図書館で借りるなどしてご自分で本をご用意頂けますと幸いです。

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Sun, 03 May 2009

映画「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」上映会



映画「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」
イギリス反戦運動の生けるシンボル、ブライアン・ホウを、約1年半に渡って追い続けたドキュメンタリー。デモの自由、表現の自由を奪おうとする政府や警察に、たぐいまれなる勇気とユーモアで抵抗し続ける彼ら。その姿は、観る人全てに勇気と希望を与える!
製作年:2009年
製作国:イギリス、日本
監督:早川由美子

上映会@気流舎
2009年5月10日(日)19時〜
入場料:500円
トーク:早川由美子監督、MASA




写真はマーク・ウォリンジャーによるインスタレーション「State Britain」(ピースマークはバンクシー)。国会議事堂から半径1キロ以内でのデモ活動を禁じる法案によってブライアン・ホウらのキャンプは強制撤去されたが、ウォリンジャーは600点にのぼるディスプレイを再現したインスタレーションを禁止区域内にあるテート美術館に展示した。

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不思議な音の夜 vol.2



倍音と無国籍なサウンドで宇宙を放浪する
「不思議な音の夜」vol.2。今回は倍音界の大御所、
岡山守治さんがソロで参加してくれます!
岡山さんの都内でのソロはとても貴重です。
気流舎常連のらるふさん(口琴)、ヨウジさん(ギター)も
レギュラーで演奏してくれます。
サイケ&民俗音楽好きはぜひ!

不思議な音の夜 vol.2
2009年5月15日(金)
オープン19時/スタート20時
@下北沢気流舎
出演:岡山守治、らるふ、大槻洋治
入場無料(ドリンクオーダー)、投げ銭歓迎


倍音クレイジー★岡山守治
ホーメイを主軸とした倍音唱法、口琴、カルナーティックミュージック(南インド古典音楽)のパーカッションとしての口琴&ボーカル、リアルタイムサンプリングなどを用いたエフェクティブなパフォーマンスなどなど倍音のいろんな要素を渾然一体となって核融合させる倍音楽家。「SUARA SANA」(ファーストアルバム「Anasaraus」、セカンドアルバム「π023」)や口琴オーケストラのリーダー、 及びソロ演奏、ホーメイ、口琴のワークショップ講師などを通じて倍音普及活動中。

らるふ
口琴。日本口琴協会会員。国際口琴フェスティバルin東京2008出演

大槻洋治
トランシーなギターを演奏。1999年、ギター&ベースデュオのバンドHashigoでペンシルヴァニアのeasy subcultureレーベルよりアルバムを発表。2006年に自主制作のソロアルバム「youji.o」を発表。アメリカ、アイルランドなどでも再発。現在は様々なユニットやサイケデリックジャムバンド「ぬかるみ」で活動中。

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忌まわしい世界に



中学のとき国語の先生がラジカセで曲をかけて
黒板に大きく名前を書いた。

「忌野清志郎」。

「忌まわしい世界に清い志を持った男が…」
かけたのは発売中止になった「COVERS」で、
今から思えばすごい授業だったが、伝わってきたのは
曲の内容よりも「とにかくすごい奴がいて私は彼のことが
大好きなんだ」という先生の情熱だったように思う。

彼の存在に勇気づけられていた人は多いのだろう。
僕もその一人でした。ありがとう。

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