「さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

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下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books
これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2
気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
そういえば5月31日は世界禁煙デーだったらしい。僕はたばこを吸わないので、気流舎は禁煙のつもり。でも珈琲は出すし、サイケデリックスの本はたくさん置いてあるだろう。以前は積極的な嫌煙派だったけど、うるさく言うのはもうやめた。
たばこは Nicotiana tabacum L. という植物の葉を乾燥させたもので、たばこを吸う行為は、(茶や珈琲やマリファナと同じように)「精神に影響を及ぼすことを期待して植物を摂取する」という人類の長い歴史をもった行為のひとつなんだと思うようになったからだ。
もっとも古代のシャーマンたちに比べれば現代の喫煙はかなりガサツでつまらないものになってしまったようだ。シャーマンたちはその性質を熟知していたがゆえに喫煙の場は聖なる儀式のみに制限していた。
南米のインディオによれば、人間がたべものに餓えるのに対して、精霊はタバコに餓えるという。すなわち、タバコをさまざまな形で摂取することによって、シャーマンは精霊たちと直接的に、親しく接触することができるのである。
『精神活性物質の事典』
敬意を持って植物に接し、儀礼をもってその恩恵にあづかろうとするようなつつましさがあれば、心のうちから自律的な節度がうまれてくるはずなのだ。そんな気高い喫煙者には、僕も敬意を表そう。
Wikipedia::タバコ
トロイヤー 他『タバコの社会学』世界思想社
グッドマン『タバコの世界史』平凡社
トリソン 編『喫煙と社会』平凡社
ラジュリー『精神活性物質の事典』青土社
ワイル『ナチュラル・マインド』草思社
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1998年より毎年5月に大麻自由化を掲げて世界の各都市で行われている世界同時イベントです。昨年(2003年)は、アメリカ・ヨーロッパを中心に225都市で開催されました。日本では、2001年にカンナビストの主催により東京がアジア地域における唯一の都市として初参加、以降、参加人数は毎年増加しています。
昨年は1,200人の参加があったようです。今年は大阪と札幌でも開催。カンナビストの会員は2,800人を越えています。大麻自由化の流れは静かに、しかし着実に。ホントは気流舎として参加して、サイケデリックス関連書籍を並べたいけど、いつになることやら(こんなのばっかり)。
アースデイで見つけた麻詩(まうた。素敵な名前だ)さん
圧倒的な存在感。魂に触れる詩を詠むにはこんな友が必要。
ちなみにタイトルはマガリさんのコラムから拝借。
by スケさん。
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前にも書いた、WWOOF Japan に登録しました。やっぱり、農の誘惑にはかなわない。登録すると50件以上のホストリストが見られるのですが、有機農家だけでなく、いろんなホストがありました。有機野菜の販売、オーガニックレストラン、喫茶店、ペンション、治療院、自然学校、キャンプ場 etc.。農場だけとっても、米、野菜、果物、きのこ、牛、鶏、豚、山羊 などなど、とにかく多種多様。自給自足を目指す人もいれば、コミュニティづくりをする人もいます。どこにしようか、選ぶだけでも楽しい。仕事が一段落したら、ぜひ行ってみたい。春過ぎかな。
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ICCシンポジウム「クリエイティブ・コモンズ」
山形浩生×ローレンス・レッシグ×伊藤穣一
に行った。内容の報告は他のサイト(こことか)におまかせして、ここでは僕が思ったことをなんとなく。基本的に、すごく期待してます、クリエイティブ・コモンズ。でもかなり根本的なところで違和感も感じてる。それは、「作者」や「作品」を他から明確に峻別できる、という発想に基づいている点では、既存の著作権法と同じだろう、ということ。サンプリング/リミックス文化を知ればわかるように、もはやそんな単位は意味をなさないように思う。
ロック少年リハビリ日記
クリエイティヴ・コモンズを含むこれらのフリーライセンス運動というのは,逆説的に古典的な「作者—作品」意識を強固にする方向に向かうのではないか。 クリエイティヴ・コモンズは,サンプリングやリミックスといった手法の影響とは異なり,ポストモダンな「作者の解体」には向かうことはない
適切かつ、重要な指摘だと思う。僕の文章はアトリビューション(原作者の明記)は不要だけれども、それは不要なのではなく、原作者なんて特定できないと僕が思っているからだ。僕の書いた文章の作者がはたして僕なのか、僕は確信が持てない。それでもアトリビューション不要のコモンズ証を僕がつけなければいけない矛盾は、深い。
それから、「あいまいさ」は排除できる/排除しよう、という発想も危うく感じる。あいまいさが機能する世界は、明示され、線を引き、アーカイヴされてゆく世界よりも、はるかにクリエイティブなはずだ。
ことばとブログとオープンソース
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
HotWired Japan :: 日本の「クリエイティブ・コモンズ」の可能性
2004年3月レッシグ教授来日記念リンク集
無名性、匿名性と文化発展
ローレンス・レッシグ「コモンズ」翔泳社
ローレンス・レッシグ「CODE」翔泳社
椹木野衣「シミュレーショニズム」洋泉社 →ちくま学芸文庫
ジャン・ボードリヤール「シミュラークルとシミュレーション」法政大学出版局
ロラン・バルト「物語の構造分析」みすず書房
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大澤真幸「自由な社会の条件」という講座を受けてます。全5回の最終回。例によって自由の話ではない。5日付けの朝日新聞に載った養老孟司さんとの対談「オウム事件が問うたもの」から始まって、仏教、キリスト教、ギリシャ正教、落合仁司の無限集合論 etc.。 愛、神、宇宙、無限といった言葉が飛び交う怒濤の二時間。知的興奮はエクスタシーに近いことを知る。レジュメを書くのは不可能か。アタマくらくら。
落合仁司「ギリシャ正教 無限の神」講談社選書メチエ
無限集合と神の類似性を指摘しているらしい(未読)。無限集合には「部分=全体」というような神と似た性質があり、神の数学的表現としてとらえることも出来る(!)。落合氏はギリシャ正教の三一論を集合論として証明しようとした。ではそこで用いられている「対角線論法」の経験的意味は何か、大澤氏は「愛は信仰に先立つ」ことの証明ではないか、と指摘する。…ね、くらくらでしょ。
自由な社会の条件 そのいち
自由な社会の条件 そのに
(そのさんは書かず)
自由な社会の条件 そのよん
気になった講座をいくつか
「『言葉』の境界を越えて」多和田葉子/大澤真幸
「安らぐこと、表現へ向かって立ち上がってゆくこと」竹内敏晴
「心をひらく体のレッスン」安井 武
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