「さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

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下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books
これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2
気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
骨フェチ長沢節展@弥生美術館に行ったついでに東大前の古本街へ。本郷は神田とも早稲田ともひと味違う濃厚な店が多い。正門近くに空き物件発見。とっても雰囲気がよかったので不動産屋さんに電話してみた。家賃35マンエン、保証金20ヶ月! いやそれはちょっと無理です。「もう商売やるには死んだ街ですよ」なんて不動産屋さんは自嘲ぎみに言う。ふうん、そうなのか。そういえばシャッターの降りた店が目立つ。それなら家賃も下がれば出店する人はいるのにね。
近所の神社の境内にある古風な一軒家が貸しに出てる。料亭にでもできそうな和風の家で、玄関の前に大きな木があったりしていい感じ。なにしろ境内(なのかな? 鳥居より中、参道の横)なので木は多いし静かだし。雰囲気は抜群。駅近し。こちらは30万円。もちろん古本だけでは無理だけど、カフェと一緒にやったりすればできるかな、とか夢を見てみる。沼田元氣が市川実日子をつれてきそうだ。
おなじみ東京R不動産。
人の温もりとか、自然とか、太陽とか、
そういうのがすごく大切、という方。
いい! 和んじゃいたい。
やっぱり一緒にお店をやってくれる人がいるといいかも。
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中沢新一『カイエ・ソバージュⅠ〜Ⅴ』講談社選書メチエ
この壮大な野心をもつ全5冊を読み終えて、心地よい疲労感とともに僕はすばらしい本に出会った時に感じる、いつものあの無力感におそわれている。放心と言えば近いだろうか。しばらくはこの本の衝撃のなかに身をまかせ、何も考えずに新しい世界(そう、それは読む前とは歴然と違う顔をしてたちあらわれてくる世界)を感じていたい、そんな気分だ。内容の要約は他にまかそう。紹介するほどの能力も僕にはないように思える。中沢新一の文章はそれ自体、詩的だ。扱われる話題の広さと思索の深さに適度なペダンチックさも相まって、扇情的で陶酔感すら感じられる。
世界はもともとこのような「詩」にみちみちているのです。いや、世界は「詩」のようにして、たえまなくつくられています。私たち人類の心も、「詩」の構造として生まれています。言語の本性は「詩」なのですし、交換の行為は、生まれたばかりのときは贈与でした。それならば世界のはじまりにあるのは、きっと純粋な愛にちがいありません。
きっと冷静に読めばいろいろと弱点もあるのでしょう。でも思想家の仕事としては、これでいいのだと思う。「対称性」という概念は中沢新一自身、この講義をすすめてゆくなかでつかんできたようで、ひとつの大きな思想が生まれでる瞬間に立ち会っている臨場感に触れることができます。「有限な思考の手続きだけを用いることで、宇宙の中の人間存在の意味をあきらかにしようとしてきた」神話的思考と同じように、この5冊の本は広大で深淵な意識の宇宙に僕らを連れ出してくれる。
付け加えておくならば…
瞑想やサイケデリックスの経験や、熊の住むカムイミンタラを一人で歩いた経験がなかったならば、この本を自分の体験として深く理解することはなかったと思う。本を読むだけでは本は読めないというか、そんな気がする。
Polylogos :: Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
Passion For The Future :: Ⅳ Ⅴ
Amazon :: Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ
asahi.com :: 作家に聞こう
松岡正剛の千夜千冊
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皆既月食の夜、僕らはその原理を知らなかった。海辺のコーヒーショップで時間をかけて議論した結果「地軸の傾きだろう」ってことに気づいた。僕らのいいかげんな推論によれば月食が毎満月に起こらないのは、地軸の傾きがあるからだった。地軸の傾きは四季をつくる。夏至や春分の日がなぜ大切にされてきたのかという友人の問いに僕は、「1年が巡ったことを知ることができる日なんだからあたりまえだろう」と答えた。
でも考えてみたら、僕は夏至の意味を体感してない。そもそも本当にその日が夏至なのか、僕は知らない。毎日同じ電車に乗っている人間にとって「1年が巡った」ことの意味はあまりにも薄く、夏至はちっとも大切な日ではない。農耕や狩猟採集で大地と(それはつまり宇宙と)つながって生きていた人たちにとっては、そうではなかったはずだ。夏至の日には過ぎた1年を振り返り、これからの1年を想い、心からの祈りを捧げてきたのだろう。大切な日だ。地軸が傾いているからだとかそんなことよりも、日々の実感として夏至の意味を知る智慧の方が、夏至を知っていることにならないだろうか。
World Peace & Prayer Day
私が、 World Peace & Prayer Day を通じて伝えようとしていることは、世界中の人々が、太古に知っていたはずの、母なる大地を敬い、あらゆる存在との調和の中に生きるための精神性と術を取り戻そうということです。 World Peace & Prayer Day せかいへいわといのりの日は、太古の教えに向けて再び私たちの心を開くための、癒しの儀式でもあります。
夏至の日のイベントは他にもいろいろ。
行けない人はキャンドルナイトでも。
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んで、ネイティヴアメリカンつながりでこんなの。
(via magarisugi.com)
MOMENT UTOPIA
ネイティブアメリカンのシャーマンの教えからレイブカルチャーを見つめ直し、人間の生活の中における儀式の必要性、そこにおける音楽とダンスの役割、そして自然と人間との関係を、美しい映像と ABA STRUCTURE の幻想的なサウンドを交え作品化。
サンプル観ただけでゾクゾク。こっちも気になるね。
Kenji Williams は anoyo のイベントに出るみたい。
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とりあえず、気流舎にターンテーブルは必須だ。ミキサーもCDJも部屋にあるのを持って行くつもり。ギターもジャンべも置いてあるだろう。物件もなるべく音の出せるところを探したい。なんでだろう。お金ないんだから、よせばいいのに。古本屋なのにやたら音楽に固執してる。
たぶん、そこには言葉が到達しえないものへの敬意とか畏怖とか憧れがあるのだと思う。言葉や本や論理に頼ってしまうことへの戒めがあるのだと思う。本なんていくら読んだってムダだよってどこかで思ってる。
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