「さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

「さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。
下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books
これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2
気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
リラックス84号がヤン富田による「ビート禅」特集。その前には松浦弥太郎のサンフランシスコ・リポート。表紙がグー。そういえばカーサ・ブルータス45号は「スローアーキテクチャー」特集だった。誰も気づいていないかもしれないので言ってしまいますが、気流舎はオシャレな女の子だってもちろんターゲット。元オリーヴ、現クウネル or リンカランなそこの君! COWBOOKS や UTRECHT が好きなら、気流舎まではあと一歩ですよ! たぶんね。
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せつなくて胸が痛む本が二冊。読み返すほどの勇気は今の僕にはたぶん、ない。
中森明夫「東京トンガリキッズ」角川文庫
すべてが終わった。
あらゆることは書かれ、あらゆることは語りつくされた。
もう新しいものなどない。残っているもの、それはコピーにすぎない。
岡崎京子「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」平凡社
むしろ、
単一の
終わりではなく
終わらないことにおいて そう、
決して
終わらないことにおいて
現在療養中。とはいえ、小沢健二の新譜を心待ちにし、TVや客人のギャグに大受けし、また食べ過ぎに注意しながら、パソコンレッスンをはじめ、のんびりとリハビリテーションに励む日々(著者略歴)
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2004年3月6日(土)18:30より
ジュンク堂池袋店4F喫茶コーナーにて
野田努氏とのトーク・セッションを開催予定!
カルチュラル・スタディーズ関連でもなかなかキコツのある刊行を続ける月曜社さん。出版社を退職した二人で始めたそうです。
起業顛末記「二人でも出版社」
人文社会書、芸術書のロングセラーをつくる会社を目指しています。 …「失敗しない唯一の秘訣は、続けること。継続することだ。続けていれば、失敗したとは言われない」… さあ覚悟を決めるんだ、進め!
熱い想いが伝わってきて応援したくなります。
「月曜社未刊行図書目録」『InterCommunication』No.40 2002年
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内田さんの本を読み、マジでブッとんだ。そして、手に入るすべての内田さんの本を集め、読んだ。
という高橋源一郎にならって
内田 樹「寝ながら学べる構造主義」文春新書
を読んでみる。ロラン・バルトの項でことばへの興味が俄然再燃。そうだ、ことばだことば! バルトだバルト! とか思って確か持っていたはずの「零度のエクリチュール」だの「物語の構造分析」だの「テクストの快楽」だのを探すが本の山からは見つからず。うーむー。しょうがないので内田の本から引用。
今後、私たちはこの織物(テクスト)は生成的なものであるという考え方を強調しようと思う。すなわちテクストは終わることのない絡み合いを通じて、自らを生成し、自らを織り上げてゆくという考え方である。この織物—このテクスチュア—のうちに呑み込まれて、主体は解体する。おのれの巣を作る分泌液の中に溶解してしまう蜘蛛のように。—「テクストの快楽」
引用元をリンクすることによって「作者」を明示することがブログの特徴だけれど、コピーされ、引用され、リンクされ、そして「読まれる」テクストにはもはや「作者」なんていない。作者を明示しようとしてリンクを張り巡らすこと自体が作者を蜘蛛の巣(ウェッブ!)のなかへ溶解させているのだ。おもしろいね。僕もこの考えには深く賛同。あなたがいま読んでいるこのテクストに作者がいるとはとても思えない。(だからこのサイトのクリエイティブ・コモンズもシェアアライクだけだ。)「作者の死」をコピーライトの原理的な否定と捉えてオープンソースの思想へとつなげるくだりは重要。音楽でもおなじことだよ。
バルトの教訓:本はきちんと整理しよう。
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