* 移動仮設型ブックカフェつくってます *

さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

気流舎最新情報

下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books

これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2

気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。

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Sat, 13 Jan 2007

ヤバいらしい

気流舎総合経済研究所(気流総研)は
気流舎の資本が危機的状況に陥っていることを
明らかにした。気流総研の調査によると
経営陣はすでに世田谷区制度融資を利用することを決定。
申請に向けて奔走しているという。

しかし融資には険しい壁が立ちはだかっている。
「用意する書類の量に目がくらんでいる」と
気流舎経営幹部の一人は明かす。
必要な書類は20種類以上にも及ぶという。
昨年1年間の領収証を整理するだけで丸3日を費やした。
環境に負荷をあたえず不要な書類を処分するために、
個人情報保護にも有効なヤギの導入も検討している。

なにより最大の難関は(申請先である)財団法人
世田谷区産業振興公社
には駐車場が2台分しかないことだ、
と気流総研のお役所スタンプラリー担当者は指摘する。

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ボディブロウをあたえる

気流舎総合経済研究所(気流総研)がこのところ
母体である気流舎に関する報告を頻発している。
同研究所の経済学者は
「4坪という驚異的な広さをもつ気流舎の開店が
世界経済へ与える影響は計り知れない」と警告する。
原油高にあえぐ多国籍企業が、
古本・カフェ・バーという巨大コングロマリット
出現により世界的規模の再編を強いられる
可能性があるという。

また気流舎経営幹部の一人が先だって、
「もうけるつもりはないもんねぇ、別に」と
発言していたことも発覚。これは明らかに
市場経済への挑発だとして問題視している。

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Fri, 12 Jan 2007

なんくるない

気流舎総合経済研究所(気流総研)は12日、
「古本の販売だけでは気流舎の経営はまったくもって困難」
とするしごく当然の分析結果を発表した。
同研究所所属の経済学者がスーパーコンピューター
「電卓一号」を使って試算した。

これを受けて気流舎経営陣は同日、
経営戦略「まぁまぁせっかくだから
茶でも飲んでいきなよ」を発表。
客にさとられずに何気なく
利益率の高い喫茶・バー部門(特に酒)へと
誘導する作戦。あくまで何気なくが重要という。

幹部の一人は「まぁなんとかなるさねぇ。
なんとかならなくても、なんとかならないなりに
なんとかなる気がするしねぇ」と話した。

開店を前に気流舎の株価は早くも波乱含みで推移。
ある証券アナリストは「リスクが高くて買えない」と敬遠し、
別のアナリストは「だから買うのさ。
気流舎が波乱含みでなかったことなんてない。
夢を買うには安いもんだよ」と評価した。

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Sun, 07 Jan 2007

なんて

3ヶ月の沈黙を軽く破る。

…で、だ。
いったい気流舎は出来たのか?
ブログも fotologue も更新せず
何をやっていたのか?
店はオープンしたのか?
していないのなら、
いつオープンするのか?

はい。
地味に施工してました。
店の内外装はたくさんの人たちの
心温まるご協力により
めでたく完成いたしました。

でもまだオープンはしてません。
とりあえず手持ちの本を運び込んで
棚に並べてありますが、
まだ値付けをしていません。
ほかにもコーヒーとかお酒とか
ソフト面が間に合っていません。

昨年中になんとか開店したかったのですが、
やっぱり無理でした…。
何回目の年越しですか?

でも本当にそろそろですよ!
今月中には開店のご報告を
したいと思ってます。

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いちねん

時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、
はかってみたところであまり意味はありません。
というのは、だれでも知っているとおり、
その時間にどんなことがあったかによって、
わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、
ほんの一瞬と思えることもあるからです。

なぜなら時間とは、生きるということ、
そのものだからです。
そして人のいのちは心を住みかとしているからです。

—ミヒャエル・エンデ『モモ』岩波書店


けっきょく物件を契約してから
一年ものあいだつくり続けてしまった。
たった四坪に一年。いつ終わるとも知れない毎日。
なんだか夢の中にいるようだった。
予算も大幅にオーバーして
後半はバイトしながらやってたりして、
もうよくわからないことになってた。

時間もお金もかけて思いどおりのものを
つくったというよりは(思いどおりになんてならない!)、
ぼくにはこれしか出来なかったし、
こうやってしか出来なかった、
という感覚のほうが近い。

いろんな人から白い目で見られていたと思うし、
たくさんの迷惑も心配もかけて呆れられていたけれど、
この一年間の経験はとても濃密で、
ぼくの人生にとってはかけがえのない
永遠の一瞬だったように思う。

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