「さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

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下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books
これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2
気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
中沢新一といえば以前、こんなことを書いてました。
(宮本常一や折口信夫(青空文庫)、レヴィ=ストロースの読書体験を紹介した後で)私はこういう読書をとおして、いつも「トランス」を体験していたのである。トランスする読書——文字通り「自分の外に出て行くこと」を体験させてくれるような読書。あなたにとって読書とはなんですか、とたずねられるたびに、自分を失うためにだけ私は本を読みます、と答えることにしている。(朝日新聞2004年2月8日)
このコーナーは自分の読書遍歴を明かす連載で、過去には細野晴臣が「ドン・ファン」シリーズの紹介も。
人間の感覚を拡張することが芸術の本領だとすれば、本でも音楽でも未知の感覚を呼び覚ましてくれるものに触れていたい。その意味で、ぼくの人生を変えた本がある。米国UCLAで人類学を専攻したカルロス・カスタネダのノンフィクションで、メキシコに散在するヤキ・インディアンの呪術師を取材したものだ。…おかげでぼくは注意深く生きようとし、自分ですら、思うほど重大ではないと思うようになった。この感覚は今まで自分の中で使われたことのない新しい感覚だった。(朝日新聞2003年6月22日。彼はこのひとつ前で「ローリング・サンダー」も挙げています。)
気流舎もそんな本をそろえたいものです。ちなみに、このお二人は
中沢新一、細野晴臣「観光」角川書店 →ちくま文庫
という聖地巡礼の本を書いたり、ICCで「ネオ・シャーマニズム」をテーマにトークセッションをしたりもしてたんですね。(いま知った)
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中沢新一「カイエ・ソバージュⅠ〜Ⅴ」講談社選書メチエ
をまとめ買い。お目当ての本が決まっているときは、自分の街で買うことにしている。歩いてすぐのとろこにある本屋さんは、一見なんのヘンテツもない小さな店だけど、奥には店主の熱い想いがひそやかに息づいている。山積みになった芥川賞受賞作の先に「カイエ・ソバージュ」が揃い、「磁力と重力の発見」が並び、「無神学大全」が鎮座している。アイヌ神謡集の裏側には山尾三省の詩集。この品揃えには理由があって、たぶん、近くに大きな出版社があるからだと思う。角を曲がったラーメン屋にも「週刊読書人」が置いてあるこの街が、僕は好きだ。
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事態は急変。人生は計画通りにはいかない。いろいろあって、辞める用意もあることを会社に伝える。そんな話をするつもりはまったくなかったのだけど、ま、いろいろありまして。ウソをつくのが苦手な僕は、話しておかざるを得ませんでした。資金のことも考えてなんとなく今年いっぱいは働くつもりだったので、自分でもおどろく。せめて夏のボーナスはもらわないと困るのに、と今さら焦ったりする。
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という見田宗介の文章が、朝日新聞4月2日付夕刊に掲載。
一冊の本を紹介することは、いつでもとくべつな友情の表現である。それはその書が誤解なくその深みにおいて理解してもらえるだろうということを、そしてその書を紹介したわたしの行為をまっすぐに受け取ってもらえるだろうということを、信じて放たれる心おどる冒険であるからである。…野口晴哉の『治療の書』を挙げるということは、とりわけて心のおどる冒険であるように思われる。
連載みたい!
挙げられている本をメモ。
野口晴哉「治療の書」全生社(社団法人整体協会)
レヴィ=ストロース「野生の思考」みすず書房
D・H・ロレンス「現代人は愛しうるか 黙示録論」中央公論社
↑文中では「アポカリプス」になってるけど、これかな?
真木悠介「気流の鳴る音」筑摩書房 →ちくま学芸文庫
真木悠介「旅のノートから」岩波書店
野口三千三「原初生命体としての人間」三笠書房 →岩波現代文庫
見田宗介/真木悠介に関して、立命館大学のデータベース発見。
レジュメ載ってます。おぉ。見田宗介氏の歩き方も参照。
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