* 移動仮設型ブックカフェつくってます *

さわさわ気流舎(仮)計画」ご興味のある方はお気軽にご参加くださいー。

気流舎最新情報

下記のサイトで気流舎のイベント日程がチェックできます。
http://calendar.yahoo.co.jp/kiryuusha_books

これからのイベント
毎週火曜日【気流学舎 001】『民主と愛国』読書会
10月22日(月)お休みします。
10月24日(水)営業します。
10月27日(土)【気流学舎 009】映画のポケット vol.2

気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。

<< newer page

Sat, 31 Jan 2004

セドリ雑記

東急渋谷大古本市で「サイケデリック・トランス・パーティ・ハンドブック」発見。他はいろんなところで何冊か。

木村重樹 編「サイケデリック・トランス・パーティ・ハンドブック」河出書房新社
イヴァン・イリッチ「脱病院化社会」晶文社
トム・ウルフ「そしてみんな軽くなった」大和書房
マイケル・ハーナー 「シャーマンへの道」平河出版社
真木悠介「気流の鳴る音」筑摩書房(四六判ね)

0 Comment, 0 TrackBack | category: /books | permalink

【NOGROOVE】非暴力直接ダンス【=DEATH】

ANARCHY PEACE FREE!!DUMB
2004/01/24(Sat) 15:00 START
from Shibuya Miyashita Park
DJ: various

ヨーロッパやアメリカのデモでは、レイヴ文化やリクレイム・ザ・ストリートなどの影響もあり、サウンドシステムが入ることでデモがそのままストリートパーティに発展するのは、いわば日常的な光景となりつつあるが、日本でこれほどはっきりと政治運動にサウンドシステムが登場したのは初めてだろう。サウンドシステムは、しばしば生真面目になりすぎ、ユーモアを失いがちな政治的デモを、ある種の快楽の場へと変容させる重要な装置でもあった。(中略)ストリートでのデモやパーティを経験した世代は、もはやそれ以前の「政治」のあり方には戻れなくなっている。(毛利嘉孝)

【UNREAD】毛利嘉孝文化=政治」月曜社【=DEATH】

反グローバリズム運動や反戦運動に見られる、ストリート占拠、カーニバル、パフォーマンス、サウンドデモなどの八〇年代以降の「新しい社会運動」の波を、「新しい文化=政治運動」としてとらえ直し、その可能性を実践的視点から考察する。
「新しい文化=政治運動」のほとんどは、空間をめぐる運動である。このことが「新しい文化=政治運動」に独特の切迫した「現在」という時間の感覚を与えている。重要なのは、まさに私たちが身体とともに投げ込まれている「現在」をどのように変容させるのか、私たち自身で考えることなのだ。それは、もうひとつの、ありえたかもしれない「現在」をラディカルに想像することでもある。

取り上げられているのは、反グローバリズム運動、ACT UP!、リクレイム・ザ・ストリート、クリティカル・マス、ダメ連、殺すな、サウンドデモ など。今、世界同時多発的に起こっている新しい「文化=政治運動」はある感覚を共有している。中心がないこと、フラットであること、両義的であること、空間的・身体的であること、したがって「今ここ」を重視すること、非暴力直接行動を戦略として用いること、などなど。これらの現象は突然出現したかのように見えるが、歴史的な必然があることを本書は明らかにしている。なにしろ現在進行形なので、カルチュラル・スタディーズの視点による各現象の紹介が主だが、そのライウ゛感はたまらない。もとより著者の目的は深長な論考よりも、これから描かれる(それは読者によって、DiYでだ)歴史のためのヒント集として本書を使ってもらうことにある。本を閉じた後にはもう、腰を振らずにはいられないだろう。

文化=政治運動リンク集
(主に巻末に掲載されているもの。他にもいくらでもあります。担い手が多様なので対象も多様。自分の興味の範囲で追えばいいと思う。もし自分の関心ごとの分野で先例がなければ、君の番だってこと。)
ACT UPAdbustersCulture Jammers jpSubvertise.orgアムネスティ・ジャパンATTAC Japanwww.critical-mass.orgCritical Mass Bicycle Ridesクリティカルマス読本Reclaim the Streets!道路を取り返せCritical Art EnsembelCult of Dead Cowダメ連グリーンピース・ジャパンインディメディア・ジャパン途上国の責務と貧困ネットワーク殺すなMongrelMSTNO LOGORE/MAPStop the War CoalitionASCDefend Our Partygraffiti is not a crime!EZLNZapatistas In CyberspaceZnetWORLD PEACE NOW桃色ゲリラ

文化=政治運動関連書籍
(日本語で読めるもの。いくつかの重要な文献は訳されていない。詳しくは「文化=政治」参照)
ナオミ・クライン「ブランドなんか、いらない」はまの出版
ハキム・ベイ「T・A・Z 一時的自律ゾーン」インパクト出版会
アンドレ・ゴルツ「エコロジスト宣言」緑風出版
サパティスタ民族解放軍「もう、たくさんだ!」現代企画室
山本純一「インターネットを武器にしたゲリラ」慶応義塾大学出版会
ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」つげ書房新社
スーザン・ジョージ「WTO徹底批判」作品社
ヘンリー・D・ソロー「市民の反抗」岩波文庫
マーティン・L・キング「黒人はなぜ持てないか」みすず書房
マハトマ・ガンディ「わたしの非暴力」みすずライブラリー
ジャック・セムラン「娘と話す 非暴力ってなに? 」現代企画室
野田 ほか編「NO!! WAR」河出書房新社
椹木野衣「今日の反戦運動」『美術手帳」2003年6月号
小田マサノリほか「ぼくらの住むこの世界ではデモに出る理由があり犬は吠えるがデモは進む」『情況』2003年10月号
野田 ほか「ダンス・トゥ・デモンストレーション」『現代思想』2006年6月号
「特集ストリート・カルチャー」『現代思想』1997年5月号
「特集レヴォリューション・ポップ」『STUDIO VOICE』2001年7月号
だめ連編「だめ連宣言」作品社
上野、毛利「実践カルチュラル・スタディーズ」筑摩新書
鶴見 済「檻のなかのダンス」太田出版

0 Comment, 0 TrackBack | category: /alternative | permalink

Fri, 30 Jan 2004

言葉と本とカフェ

Exiles Books Night vol.2

20年前のシドニーにあった伝説的なブックショップ「EXILES」が昨年に続き、一晩だけ復活!

EXILESっていうのはロバート・ハリスがかつてやっていた本屋さんね。Flying Books はいろいろイベントやってていいですね。で、その Flying Books でもらってきた POETRY CALENDER TOKYO には「ロバート・ハリス氏に聞く、ニューヨリカン・ポエッツ・カフェとミゲル・ピニェロ

僕がいたのは、シドニーでもグリニッジ・ヴィレッジ的な雰囲気のエリア。当時、若者が保守的な社会に反発して、自分たちの文化を作り始めていて、その中心的な場所のひとつが僕の店ということかな。世界中の詩を扱っていたんです。

ミゲル・ピニェロはニューヨリカン・ポエッツ・カフェを作った人。映画「ピニェロ」が31日に公開。

詩とは、新しいカルチャーの活力に満ちた象徴であり、生で聞かされるべきものだ。(Nuyorican Poets Cafe)

友人から「(各地で反戦行動のあった)日曜日は部屋で詩を書いてました」っていうメールをもらった。最高にラディカルなプロテストとして受け取ってみる。

ロバート・ハリス「エグザイルス」講談社
日本バックギャモン協会(読むとやりたくなるよ)

0 Comment, 0 TrackBack | category: /misc | permalink

Mon, 26 Jan 2004

僕たちの音

サウンドシステムが鳴り始めた瞬間、笑いが込み上げてきた。これは僕たちの音だ。踊っているのは僕たちだし、機動隊が挟み込んでいるのも、私服警官がデジカメで狙っているのも僕たちだ。そこにはリアルでコンテンポラリーでアクチュアルな音と空間があった。参加者は200人ほどか。それよりはるかに多い機動隊が3列でデモを挟む。このあまりにも過剰な反応はなぜか。そう、彼らは気づいているのだ。既存のサヨク運動なんかよりサウンドデモの方が力を持ちうるってことに。でもね、まだ気づいていないこともある。何より、動員されているのは彼らだってこと。

政府はこのスペクタクル(見世物)のために200万ポンド以上も費やした。そして、このスペクタクルを支配し、舞台を作り出し、役者を配置し、国家も配役したのは私たちだった。つまり、国家にも私たちのゲームを楽しむように私たちが要請したのである。(ジョン・ジョーダン、94年クレアモント・ロードのRTS運動

実際、「何これ?」なんて言われながら女子高生にケータイで写真を撮られているのも、道に渋滞を巻き起こしているのも、参加者より圧倒的に多い機動隊だ。
もうひとつ、サウンドデモには境界を引けないということにも気づいていない。彼らは必死になって境界をつくり、「参加者」をそこに閉じ込めようとする。隊列から/への出入りは厳しく制限され、出入りをしようとすると途端に楯で遮られ、囲まれ、怒鳴られるのだ。でもさ、じゃあ、歩道で歩いてる人はどうなの? 普通に歩いてるけど、反戦の意志を持ってノリノリだったらどうする?

待ち伏せ・横入り・追いぬき・割りこみ・歩道デモ 益々歓迎+堂々合法!! どこから入ってもどこから出ていっても自由! これ、路上の大原則、法律以前の当然の権利、歩行者の勝手、通行の自由!(ASC

機動隊に挟まれたデモは届出制の限界として指摘されるけれども、サウンドデモはそれを超える可能性を秘めている。サウンドデモの目的と効果は空間を変質させることであって、手段として用いる音には境界はないし、グルーヴを抑え込むことなど誰にも出来やしないからだ。

ASC
Defend Our Party
graffiti is not a crime!
救援連絡センター
1969年の新宿西口『地下広場』を見よう。そしてティーチ・イン

【NOGROOVE】非暴力直接ダンス【=DEATH】

0 Comment, 0 TrackBack | category: /alternative | permalink

Sun, 25 Jan 2004

牛レベル4.5

KATEIGAHO INTERNATIONAL EDITION
創刊第2号の特集がいきなり Absolute Zen 。ぱらぱらめくってたら十牛図発見。しかもイラストは山本浩二だ。ナイス! 十牛図って知ってますか? 禅の悟りへ至る道のりを10枚の絵で解説したものなんですが、これがよくできてるんですよ、ホントに。あれ? 俺、悟っちゃったかも、とか思ってしまった人なんかにぜひおすすめ。自分の位置がわかるかも。ちなみに僕は自己診断レベル4.5牛。「小悟はあまた」ってことで。

承天閣美術館簡単めな説明禅籍データベース

中村文峰「禅・十牛図」春秋社
横山紘一「十牛図・自己発見への旅」春秋社
上田・柳田「十牛図 自己の現象学」筑摩書房
和尚「究極の旅」めるくまーる
三田誠広「わたしの十牛図」佼成出版社

0 Comment, 0 TrackBack | category: /alternative/alteredstates | permalink

older page >>