ちかごろの気流舎

これからのイベント

10月11日（土）12日（日） 稲刈りのためお休みいたします！

・水曜定休でしたが、しばらく月曜日を定休にします。水曜日は営業いたします。
・気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎（仮）計画」

メダカ・ゲリラ

お店の前に置いた手水鉢（ちょうずばち）に
メダカでも入れようかと思ってちょっと調べ始めたら
ドツボにはまってしまった…。

店の前の植栽はいちおうビオトープのつもりでつくりました。
じつはそれなりの手間をかけて樹種も選定しています。
（今回はその話ではないので「手間」の話は省略）
日本の、それも武蔵野の林や野原にもともと
生えていたであろう種を30種ほど選んで植えてあります。

ビオトープですからいちおう水辺（ってほどでもないですが）
として30センチほどの石鉢を置いて水を張ってあります。

で、メダカ。
春だしね。

やはりここは日本原産の、しかもこのあたりで
生息していたメダカを入れたいものです。
絶滅危惧種だし。roots of メダカってことで。

んがー、
メダカの roots を探るのは結構大変らしい。
分類上、日本にはニホンメダカという
一種しかいないのですが、
大きくわけて二亜種、さらに分けると十亜種もの
遺伝的差異があるそうです。
水系によってはさらに細かい異変型がうまれます。
（たとえば藤沢メダカ）


とりあえず、世田谷に棲んでいたのは
「メダカ::南日本集団::東日本型」のはずですが、
遺伝子多様性の観点からすればそれでも不十分で、
遺伝子汚染をさけてメダカを増やしたいのなら

・自生メダカを探す
・固有亜種であることを確認する
・それを繁殖する
・もとの場所に戻す

という手続きが必要らしい。
それができないメダカ復活運動は
かえって本来の多様性を破壊してしまうという。
でも遺伝子の差異にこだわりすぎるのもどーか
という視点もあるらしいからややっこしい。


…ふう。
と、ここらへんまで調べたところで
べつに僕はメダカ復活運動をしている
わけでは全然ないことに気づいて 深 呼 吸 。

べつに閉鎖系で飼うぶんには
問題ないんだけどね。


グリーン・ゲリラとか
ゲリラ・ガーデニングの人たちは
そのへんどう考えてるんだろう。
あんま考えていない気がする…

2 Comments, 1 TrackBack | category: /misc | permalink

fumiふ wrote: タニシ

そのうちに、国分寺のお鷹の道あたりに
たにしを穫りにいこうと話し合っています。
ビオトープにいかがですか？

かとう wrote: No title

あー、いいですね。
ください！ タニシ。
小さいのを2、3匹。

こんな感じ↓になるといいなぁ。
» http

マイ・つるかわ・生活〜鶴川住人日記、東京近郊おでかけメモ、キャンプのメモ pinged: ２００７年４月　タモロコ、メダカ、ホトケドジョウ、ヤゴ

　前回のつづきです。ミズカマキリのほか、他に採取できたのは、メダカ、タモロコ、ホトケドジョウ、そしてヤゴです。　下が、メダカ、ホトケドジョウ 、タモロコ です。　メダカは、ご存知のとおり、全国各地に生息していたのですが、最近では絶滅危惧種とまで言われるよ...