ちかごろの気流舎
隔週木曜21時 「夜の知恵カフェ」やってます。
これからのイベント
10月31日(金)20時 エクリプス・ナイト!
11月06日(木)20時 夜の知恵カフェ
11月12日(水)20時 論理の限界から
11月14日(金)19時 南陀楼綾繁のトーク十番勝負
・水曜定休でしたが、しばらく月曜日を定休にします。水曜日は営業いたします。
・気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」
・気流舎図案室はこちらから。
鈍角に住まう。
なんだか更新が遅くて日付けがずれまくってますがー。先日、村山雄一さんの講演を聴いてきました。主催が横浜にシュタイナー学園をつくる会だったので、話とスライドの内容はシュタイナー思想をもとにした教育施設のことがメイン。色や空間が心に及ぼす影響を解説。僕は特にシュタイナー思想に思い入れがあるわけではないけれど、でもそれを経た彼の建築には魅力を感じます。面白かったのが、既存の施設を改築する方法。部屋や窓枠の角に板をつけて鈍角にするだけでずいぶん違いますよ、っていう話。会場の長机もななめに講演者を囲うように並べてあって、ちょっとの工夫で空間を変えることができることを紹介。気流舎の店舗はかなり本気で設計を頼んでみたいと思っている。資金のことはとりあえず忘れたふりをしたほうが、夢は見れるね。
「村山建築設計事務所 作品案内」を会場で購入。
「実例に学ぶ屋上緑化」日経アーキテクチュア
に「長崎の草屋根の家」と「リリエンベルグ」が載ってました。施工費用にくらくら…。
ムーミン谷へ行ってみた。
0 Comment, 0 TrackBack |
category: /shop |
permalink
セドリ雑記
東急渋谷大古本市で「サイケデリック・トランス・パーティ・ハンドブック」発見。他はいろんなところで何冊か。
木村重樹 編「サイケデリック・トランス・パーティ・ハンドブック」河出書房新社
イヴァン・イリッチ「脱病院化社会」晶文社
トム・ウルフ「そしてみんな軽くなった」大和書房
マイケル・ハーナー 「シャーマンへの道」平河出版社
真木悠介「気流の鳴る音」筑摩書房(四六判ね)
0 Comment, 0 TrackBack |
category: /books |
permalink
【NOGROOVE】非暴力直接ダンス【=DEATH】
ANARCHY PEACE FREE!!DUMB
2004/01/24(Sat) 15:00 START
from Shibuya Miyashita Park
DJ: various
ヨーロッパやアメリカのデモでは、レイヴ文化やリクレイム・ザ・ストリートなどの影響もあり、サウンドシステムが入ることでデモがそのままストリートパーティに発展するのは、いわば日常的な光景となりつつあるが、日本でこれほどはっきりと政治運動にサウンドシステムが登場したのは初めてだろう。サウンドシステムは、しばしば生真面目になりすぎ、ユーモアを失いがちな政治的デモを、ある種の快楽の場へと変容させる重要な装置でもあった。(中略)ストリートでのデモやパーティを経験した世代は、もはやそれ以前の「政治」のあり方には戻れなくなっている。(毛利嘉孝)
【UNREAD】毛利嘉孝「文化=政治」月曜社【=DEATH】
反グローバリズム運動や反戦運動に見られる、ストリート占拠、カーニバル、パフォーマンス、サウンドデモなどの八〇年代以降の「新しい社会運動」の波を、「新しい文化=政治運動」としてとらえ直し、その可能性を実践的視点から考察する。
「新しい文化=政治運動」のほとんどは、空間をめぐる運動である。このことが「新しい文化=政治運動」に独特の切迫した「現在」という時間の感覚を与えている。重要なのは、まさに私たちが身体とともに投げ込まれている「現在」をどのように変容させるのか、私たち自身で考えることなのだ。それは、もうひとつの、ありえたかもしれない「現在」をラディカルに想像することでもある。
取り上げられているのは、反グローバリズム運動、ACT UP!、リクレイム・ザ・ストリート、クリティカル・マス、ダメ連、殺すな、サウンドデモ など。今、世界同時多発的に起こっている新しい「文化=政治運動」はある感覚を共有している。中心がないこと、フラットであること、両義的であること、空間的・身体的であること、したがって「今ここ」を重視すること、非暴力直接行動を戦略として用いること、などなど。これらの現象は突然出現したかのように見えるが、歴史的な必然があることを本書は明らかにしている。なにしろ現在進行形なので、カルチュラル・スタディーズの視点による各現象の紹介が主だが、そのライウ゛感はたまらない。もとより著者の目的は深長な論考よりも、これから描かれる(それは読者によって、DiYでだ)歴史のためのヒント集として本書を使ってもらうことにある。本を閉じた後にはもう、腰を振らずにはいられないだろう。
文化=政治運動リンク集
(主に巻末に掲載されているもの。他にもいくらでもあります。担い手が多様なので対象も多様。自分の興味の範囲で追えばいいと思う。もし自分の関心ごとの分野で先例がなければ、君の番だってこと。)
ACT UP/Adbusters/Culture Jammers jp/Subvertise.org/アムネスティ・ジャパン/ATTAC Japan/www.critical-mass.org/Critical Mass Bicycle Rides/クリティカルマス読本/Reclaim the Streets!/道路を取り返せ/Critical Art Ensembel/Cult of Dead Cow/ダメ連/グリーンピース・ジャパン/インディメディア・ジャパン/途上国の責務と貧困ネットワーク/殺すな/Mongrel/MST/NO LOGO/RE/MAP/Stop the War Coalition/ASC/Defend Our Party/graffiti is not a crime!/EZLN/Zapatistas In Cyberspace/Znet/WORLD PEACE NOW/桃色ゲリラ
文化=政治運動関連書籍
(日本語で読めるもの。いくつかの重要な文献は訳されていない。詳しくは「文化=政治」参照)
ナオミ・クライン「ブランドなんか、いらない」はまの出版
ハキム・ベイ「T・A・Z 一時的自律ゾーン」インパクト出版会
アンドレ・ゴルツ「エコロジスト宣言」緑風出版
サパティスタ民族解放軍「もう、たくさんだ!」現代企画室
山本純一「インターネットを武器にしたゲリラ」慶応義塾大学出版会
ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」つげ書房新社
スーザン・ジョージ「WTO徹底批判」作品社
ヘンリー・D・ソロー「市民の反抗」岩波文庫
マーティン・L・キング「黒人はなぜ持てないか」みすず書房
マハトマ・ガンディ「わたしの非暴力」みすずライブラリー
ジャック・セムラン「娘と話す 非暴力ってなに? 」現代企画室
野田 ほか編「NO!! WAR」河出書房新社
椹木野衣「今日の反戦運動」『美術手帳」2003年6月号
小田マサノリほか「ぼくらの住むこの世界ではデモに出る理由があり犬は吠えるがデモは進む」『情況』2003年10月号
野田 ほか「ダンス・トゥ・デモンストレーション」『現代思想』2006年6月号
「特集ストリート・カルチャー」『現代思想』1997年5月号
「特集レヴォリューション・ポップ」『STUDIO VOICE』2001年7月号
だめ連編「だめ連宣言」作品社
上野、毛利「実践カルチュラル・スタディーズ」筑摩新書
鶴見 済「檻のなかのダンス」太田出版
0 Comment, 0 TrackBack |
category: /alternative |
permalink