ちかごろの気流舎
隔週木曜21時 「夜の知恵カフェ」やってます。
細々と営業中。
低調ぎみ。霧の中を低空飛行。
年末年始のお知らせ
12月25日(木)〜1月7日(水)お休みいたします。
新年は1月8日(木)から営業いたします。
訂正
12月29日(月)〜1月5日(月)お休みいたします。
新年は1月6日(火)から営業いたします。
・水曜定休でしたが、しばらく月曜日を定休にします。水曜日は営業いたします。
・気流舎のメーリングリストもあります。ご参加ください。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」
・気流舎図案室はこちらから。
大鹿村でコーヒーを一服

七〇年代前半から後半にかけて、時代の全体が、
真剣な祝祭のような空気に包まれていたように思う。
こういう時代の活力に充ちた空気を、先頭を切って、
具体的な目に見えるような形で実現していったのが、
アキラやその仲間たちのような人たちが、色んな仕方で
形成していった、コミューンの小さい渦たちだった。
こういう小さいコミューンたちの中で、新しい、ほんとうに
自由な世界の空気のにおいが流れ込むような、風穴が開かれていた。
—真木悠介「火種」『足に土―原人・アキラ』スタジオ・リーフ
信州大鹿村を訪ねた。
かつて各地でコミューンを立ち上げて生活実践をつづけて来た
ヤポネシアン・カウンターカルチャーの担い手たちが
最後に移り住んだ山奥の村だ。
すごかった。
安易な言葉など寄せ付けない圧倒的なリアリティ。
40年にわたる連綿としたハードコアな実践。
あまりに濃ゆすぎて咀嚼するには時間がかかりそう。
いやぁ、自分、小さいっす。
彼ら/彼女らの生き方に比べたら
自分の人生のなんと小さなことか。
「最後に移り住んだ」のではなく、
みんな今だって旅の途中なんだと思う。
さて、これからの旅で自分はどこへ向かうのか。
大先輩たちに刺激受けまくり。
あたたかく迎えてくれて話を聴かせてくれて
寝る場所を貸してくれてご飯をいっぱい
食べさせてくれたみなさん、
ありがとうございました。
May we walk in beauty.
CafeMaya
グァテマラのオーガニックコーヒーを通信販売しています。
大鹿ふりだし塾
住み込みで自給自足の生活を学べます。驚愕のDiYワールド。WWOOFも受入れ。
#とはいえ知らない人にはなかなか伝わりづらい世界の話だと思う。
興味のある方は以下の本などを参照してみてください。
『足に土―原人・アキラ』スタジオ・リーフ
山田塊也『アイ・アム・ヒッピー―日本のヒッピー・ムーヴメント'60-'90』第三書館
#ポンさんが「名前のない新聞」で新連載
ヒッピームーヴメント史 IN ヤポネシア
#そういえば今年は山道アイヌ語学校、獏原人村、
そして大鹿村と、地味ながらいい旅をしている。
3 Comments, 0 TrackBack |
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ペコ wrote: No title
Dear カトケン
一緒に旅してくれて、ありがとう☆
おかげでよい旅ができました。
今日、プラサード書店に寄ったら、「足に土」が売れていて、あんなマニアックな本を買う人なんてそうそういないんで、店主にたずねたら、「男の子が買って行ったよ」って。
おそらくかとけんだろうと想像しました。
丁度、かわら版の印刷中で、ほびっと村創立以来のバックナンバーをみんな見せてもらいました。
青春の香りが立ち昇って、胸きゅんでした。aha!
じろけん wrote: No title
ペコさんかとけんさんお疲れ様。
本当に貴重な体験でした。
しっかり消化していかにアウトプットしていくのか。
まだまだ旅は続きますね!
かとう wrote: No title
>おふたり
お疲れさま&ありがとうございました!
いい旅はいい友のおかげです。
>ペコさん
もう速攻で買いに行きましたよ『足に土』。
いやぁ熱い熱い。
>じろけんくん
いつだって旅は続いてるんだよねぇ、きっと。
ゆっくりと消化していきましょう。