ちかごろの気流舎
月曜日は定休日ですが、MASA's Cafe として営業中。
火曜日はRLLのハーポ部長が開けてくれています。
閉店時間が「22時くらい」になりました。
ぼちぼち営業中。
9月28日(水) 19時 「パーマカルチャー」上映会
9月29日(木) 19時半 ヴィパッサナー瞑想会(ゆるめ自主練)
・最新情報は気流舎MLをご利用ください。(推奨!)
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」
・気流舎図案室はこちらから。最近好きなデザイン。
「パーマカルチャー」上映会

2011年9月28日(水)19時〜
予約不要、無料(ドリンクオーダー+投げ銭)
【上映会について】
Permanent (永続的な)+Agriculture(農業)+Culture(文化)をあわせた造語、
「パーマカルチャー」というものがこの世には存在する。しかしその実態とはどんな
ものなのか?今回は「パーマカルチャーって、なに?それって、どんなもの?」とい
う基本的なところから、上映会を通して考えてみたいと思います。
上映するDVDは「パーマカルチャー 地球とつながる楽園のくらし 〜ニュージーラ
ンド 虹の谷の農園から〜」。約50分ほどのドキュメンタリーで、パーマカルチャー
ネットワーク九州が製作したものです。ニュージーランドにおけるパーマカルチャー
の事例を取り上げています。
【動機】
なぜこのような上映会を行おうと思ったのか。
先月、僕はひょんなことから熊本の山奥で自給自足の生活をしている方の家を訪れま
した。そこで「パーマカルチャー」の実践を目の当たりにしました。とても衝撃的で
した。食後、片付けの時に皿を洗った後の排水がそのままサトイモにつながっていて、
勝手にサトイモが育つように「デザイン」されていたのです(ちなみに洗剤は使いま
せん)。
ビル・モリソン著「パーマカルチャー」という本には以下のように書かれています。
「文化というものは、永続可能な農業と倫理的な土地利用という基盤なしには長く続
きえないものだからである。パーマカルチャーには、植物、動物・ 建物 および(水・
エネルギー・コミュニケーションなどの)生産基盤などを扱う側面もある。しかしー
パーマカルチャーはたんにそれらの要素そのものだけに関わるものではない。
むしろ、それらの要素をその場所の中にどのように配置するかによって、各要素間に
どのような関係をつくり出せるかを扱うのである。」
つまり、パーマカルチャーとは「持続可能な生活」を実現するための具体的な「生き
るための手段」であり、同時に、今あるもの・身の回りにあるものを上手に使って生
きていくという「生きるための知恵」でもあるのです。
原発事故以降、僕は「自分たちの今までのライフスタイルを見直す必要があるんじゃ
ないか」と漠然と感じる一方で、「だけどどうすればいいか分からない!」と思って
いました。そんな状況だったので、パーマカルチャーを知ったとき「ここから学ぶこ
とは大きいのではないか」と感じました。しかし、だからといって「みんなが自給自
足だとか農業だとかパーマカルチャーをやればいいのだ!」と言いたい訳でもありま
せん(もちろんやるのはいいことだけど)。
今回の上映会は「パーマカルチャーのススメ」ではなく、むしろ「パーマカルチャー」
を通して自分たちが持っている、自分なりの「生きる手段」や「生きる知恵」につい
て考え直してみる/考え深めてみる、というのが目的です。
上映会に加え、このDVDに出会うまでの経緯等のお話、そしてフロアとの意見交換が
出来たらとも思っています。ここまで読んでみてピンと来た方、是非いらしてくださ
い。胡散臭いなと感じた方も、是非いらしてください。お待ちしております。
主催:さぶ
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