!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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意識の話。とくに、意識について考えるひとつの重要な手がかりとしての変性意識(altered states of consciousness)について。
意識の分離
近代の合理主義が、「意識」というものをごく狭い広さと厚さに限定してしまうまでは、「意識の分離」ないし「分離された意識」というものは、ごくあたりまえの、誰もが知っている現実だった。ところが「合理的な」意識をはみだすと、近代では精神病院が手まねきしたり、神がかりの霊能者にまつりあげられかねない。さもなければただのナンセンスだ。しかし、そういう見方のほうがナンセンスで、意識はもっと広大で深淵で自由な広がりをもっているという主張が、1960年代にわきあがってきた。LSDや幻覚性キノコ、東洋宗教がこの「the altered states」への扉をひらいた。それから20年以上たって、もはやこの扉を閉ざすことはできなくなっている。
—中沢新一(「社会学事典」弘文堂)
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