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・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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[時間] 2008年2月20日(水)21:00〜
[場所] 下北沢 気流舎
参加自由、予約不要、入場無料(投げ銭制)

「ルース・チェンジ/セカンドエディション」2006年
監督:ディラン・アヴェリー
製作:ジェイソン・バーマス+コーレイ・ロウ
[解説]「Loose Change シリーズは、911事件の公式発表に異論を唱えた数々のドキュメンタリーの中で、世界でもっとも多くの人に観られ、影響を与えている作品だ。ニューヨークの20代前半の若者3人が制作し、著作権を放棄してネットで無料ダウンロードを奨励している、という点でも話題を集めている。「今まで政府の公式発表を信じていた。しかし、Loose Change を観てしまったら、考え方を変えざるを得なかった」というアメリカ人に多く出会った。911事件を理由に始まり、数知れない無実の犠牲者を生みつづけている「対テロ戦争」を終わらせるために、あなたも立ち上がってほしい。」(日本版サイトより)
[公式サイト] http://www.loosechange911.com/
[日本版サイト] http://www.wa3w.com/LC2J/
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▼911の回顧と展望
あるニュースから...
「アルカイダ犯行説に疑義=同時多発テロ、政府は一蹴」
「政府は1日の閣議で、2001年9月の同時多発テロに関し「事件はアルカイダによるものと判断している」とする政府答弁書を決定した。アルカイダ犯行説に疑義を呈した民主党の藤田幸久参院議員の質問主意書に答えた。同時多発テロをめぐっては、米政府の自作自演などとする「陰謀説」が一部にあるが、こうした見方を一蹴した形だ。 藤田氏は質問主意書で(1)米情報機関が事前に事件の情報を入手していたとの指摘がある(2)国防省に突入した旅客機のエンジンの残骸がほとんど発見されていない-ことなどを列挙。「政府は当事者意識を持って、事件の真相について国民に明らかにすべきだ」と迫っている。これに対し、政府答弁書は米独立調査委員会の報告書などに沿って「(米情報機間は)危険情報は入手していたが、計画が機略的で事件防止には至らなかった」などと反論した。(時事通信社 2008年2月1日)
その映像...

▼[YouTube] 国会で911陰謀説が議論される
http://www.youtube.com/watch?v=VtvulJId4sI
http://www.youtube.com/watch?v=JzvkVxqlIL0
http://www.youtube.com/watch?v=awzrG2cCQuo
(「参議院外交防衛委員会質疑」より)
この質問をした議員はたぶん「ルース・チェンジ」を見たのだろう。

▼[YouTube]「ペンタゴン/蒸発した機体と遺体」(映画「ルースチェンジ2」より)
http://www.youtube.com/watch?v=-mBEXOhS3lU
今回の政府答弁書をつくった政府の担当者がちゃんとこの映画を見ていたら、少なくとも「一蹴」はできなかったず(もちろんテロ特措法を通したい政府としては一蹴したいだろうが)。「陰謀説」という呼び名につきまとう胡散臭さについ惑わされがちだが、9.11に関しては、本当に不可解な点や疑問や謎があまりに多すぎる(そしてブッシュ政権はかなりあやしい)。どこが不可解で、どこが疑問で、どこが謎で、そして、どこがあやしいかは、この映画をみるとよく分かる。
▼[YouTube]「警告:ルースチェンジ2」
http://www.youtube.com/watch?v=NoSY9Tw2j1I
この映画は次の警告からはじまる。

【警告】
「この情報を所有する者は「アメリカ愛国者法第802条」のもと「国内テロ」の容疑で身柄を拘束され、裁判ぬきでグアンタナモ収容所に勾留される恐れがある。このDVDをあなたの友人や家族や、見ず知らずの他人にみせてほしい。なるべくはやく、手遅れになる前に。上映会の開催、無許可でのダビング、インターネット上での配布を、強く希望する」
いまはまだブッシュが在任中で、愛国者法などに守られているが、合衆国に新しい大統領が就任し、ブッシュとその不愉快な仲間たちが政権の座から退けば、本当の「911調査団」が結成され、そこから911の本当の真相解明作業がはじまると思う。かつてベトナム戦争がそうであったように。まだ見てない方は、この機会にぜひ。
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日本政府も、なんとかのひとつ覚えみたいに「テロリストがくるぞ!」とか、「日本にもテロリストがいる、私の友だちはアルカイダだ」などと放言し、「テロの脅威」や「テロの卑劣さ」をただやみくもに煽ったり懸念するふりをするのでなく(もちろんそうした方が政府には都合がよい)、質問した議員が云うように、まずはそもそもの「"テロとの戦い"の原点」に立ちもどり、その戦いの根拠をきっちり確認すべきだろう。

それにしても、首相や防衛庁長官の答弁の何とていたらくなことか。「アメリカ政府がそういってるんだから、それでいいじゃないか」という感じのレスポンスのわるさ、当事者意識ゼロ、まるで聞く耳なしのおサルさんのようだ。こういう連中が政治の枢軸にいることの方がよっぽど脅威であり、懸念である。
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【参考1】▼「9.11ペンタゴンの謎、国会で質疑」(「クレイジーパパ」2008年1月18日より)
「アメリカの9.11同時多発テロには、いくつかの「陰謀説」がある。日本でも、1月10日の参議院外交防衛委員会で、民主党、藤田幸久が事件への疑問を投げかけた。(...) この事件について、藤田は資料写真を閣僚たちに配布して、疑問点を示した。その概要は以下の通りである。「757型機は主翼の幅が38m、尾翼の高さが13.6mあるが、それが突っ込んだにしては破壊跡の幅や高さが小さいのはなぜか」「厚い建物の壁に直径5メートルの穴を開けて貫通しているが、軽い素材を用いている飛行機に開けられる穴ではない」「飛行機の残骸も、エンジンも、フライトレコーダーも見つかっていない」。もちろん、このナゾを日本政府に質問したところで、誰も答えられるわけはない。ペンタゴン発表を否定することなどできない。福田首相、居並ぶ閣僚、官僚たち、みんなただ写真をながめているだけだ。藤田の質問のネタ元と思われるディラン・アヴェリー監督のドキュメンタリー映画「ルース・チェンジ」は、厚さ2.7mの鉄筋コンクリートの壁にきれいに直径5mの穴を開けられるのは、巡航ミサイルではないか、と指摘する。また、現場に、飛行機が地面を滑走した跡は残っていないという。「ルース・チェンジ」は、「米政府と軍が、遠隔操作の貨物機やミサイル、建物内に仕掛けた爆薬を使ってツインタワーやペンタゴンを破壊し、テロ事件であると発表した」とする自作自演説を主張している。この事件で最も利益を享受できるのはブッシュ政権だという見方が背景にある。ただし、藤田は自作自演説というわけではなく、新テロ特措法に反対する立場から、9.11の真相を今一度見直してみるべきだという議論を展開したかったのだろう。(...) 陰謀論に組するわけではないが、「不条理」に命を奪われた人々を悼み、家族の悲痛な心情を思うなら、「ルース・チェンジ」の投げかける数々の疑問に米政府はきちんと答えるべきである。」
http://shopworld.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/911_15f3.html
【参考2】▼七尾旅人「911ファンタジア」
【あらすじ】「お話してよ!」 あの911から50年を経た2051年9月11日の朝。21世紀生まれのお爺ちゃんが孫にせがまれて話し始める昔語り。「じゃあ、お月様のお話をしよう」1969年、アポロ。人類初の有人月面探査船、着陸成功。強烈なファンタジーによって世界を制した米国。21世紀の到来。2001年9月11日。きたるもの。拡大してゆく戦火。増殖する幻。変わりゆく世界、そして日本。平和の国に、とうとう現れた、戦前世代たち。地下音楽界、ソウルミュージックの再興と、進化。さりゆくもの。消えてゆくレコード、魔法の輪っか。敗北する音楽家たち。沈黙。愛の日々。「お爺ちゃん、もっとお話してよ!」 日の終わりに待ち受けるものは?」
http://www.tavito.net/911fantasia/index.html
「日本にはたくさんの音楽家がいるのに、何故ほとんど大多数の人達はこの3枚組の様な歌を作らないのか不思議に思います。今、皆、こんなのが聴きたいんじゃないのかな?(特に若者や普段音楽を聴かない人達とか)この歌が聴こえないの?この作品に少しでも関れた事を孫に自慢したいと思いました」(木村豊)
「こ、こ、こ、これは何???????!!!!!!!!!!NGOラジオドラマか?異形のアナーコ・ロックオペラか?何?何?何?『非戦』以降のパンク・アティテュードでもなく、『殺すな』以降のクラスティーフィールドRECでもなく、ましてや西荻わかば公園のトイレ外壁にBOMBられた「反戦/スペクタクル社会」の建造物損壊落書きでもない!!!!!!!!!!!!これは天使の左手に装備された3連ピラミッドのリストバンドであり、翼に取り付けられたCDプレイヤーで再生するポリティカル・ヘヴンリィ・コアの現在形なのだっxっxっ!!!!!!!!! いま いま いま うまれた!!!!!!!!!!!!!!!」(宇川直宏)
このアルバムは傑作だと思う。しかし、それについては、いずれまた別の機会に。
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以上、イルコモンズのふた。::▼911の回顧と展望より。
陰謀説はあまり好きではないけれど、
わかっていないことを
わかったふりをすることは
もっと好きではない。
▼一蹴できない事件
「陰謀説」という呼び名につきまとう胡散臭さにまどわされて、
これをちゃんと見てないとしたら知的怠慢だと思う。
ならまずは、偏見をもたずに
見てみようではないですか。
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