!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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世界各地のシャーマニズムや変性意識を研究している
文化人類学者の蛭川立さんが著書の再販記念でトークをしてくれます。
『彼岸の時間―“意識”の人類学』は真木悠介『時間の比較社会学』に
着想を得ているそうです。それはそれはぜひ気流舎で。
『彼岸の時間―“意識”の人類学』再版記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識」
〈近代〉の理念はまっすぐに「進歩」する時間の観念に支えられてきました。進歩それ自体は間違いではなかったでしょう。しかし、その時間が加速し、より早く、より多く消費しなければならないという資本主義の精神が自己目的化しつつある今、生産と消費の因果関係が逆転し、貨幣経済が空回りし、金融危機、環境破壊、資源争奪戦争といった、末期的な様相を呈しています。
だからといって我々はもはや前近代に戻ることもできないし、戻れたとしてもそこはユートピアでもありません。前近代は、一度は克服されなければならなかったのです。
しかし、前近代的世界観の中で独自の役割を果たしてきたシャーマニズムや瞑想といった、変性意識の技術は、近代的都市社会を生きる我々にも大きな示唆を与えてくれます。その体験は、時間というものが物理的な実体ではなく、社会的に構成された枠組みであることを教えてくれます。加速しながら前進していく近代の時間もまた社会的な構成物であることに気づくことによって、我々はその枠組みから自由になれるかもしれない。変性意識の技術は、その可能性を提供してくれるのではないか、ということをお話しつつ、ご来場の皆さんとも意見交換ができればと考えています。
◉『彼岸の時間―“意識”の人類学』再版記念イベント
「〈近代〉の終わりと変性意識」
日時:2009年6月27日(土)19時〜21時
トーク:蛭川 立さん
入場無料(ドリンクオーダー)/予約不要/投げ銭歓迎
明治大学 蛭川研究室
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~hirukawa/indexJ.htm
『彼岸の時間―“意識”の人類学』特設サイト
http://home.att.ne.jp/wind/anthropology/
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