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Sat, 08 Jan 2011

文系スケートボーディング講座 第1夜



2011年1月22日(土) 19:00~
文系スケートボーディング講座
第1夜「follow no one:スコット・ボーンという文筆家」
ゲスト:市橋勝茂(Luecke)、黒田晶(作家)、fut !?(公園勉強家)
入場無料/ドリンクオーダー+投げ銭歓迎


スケートボードは60年代以降、世代交代を経て
若者の代表的なストリートカルチャーとして定着しました。
殺伐とした都市空間を瞬時に遊び場へと転用するスケートボードは
都市におけるオルタナティヴなライフスタイルとして
ヒップホップやグラフィティと同様に今や
世界中で様々に展開しています。

文系スケートボーディング講座では、
スケートボーダー自身によって表現された
グっとくる文学作品の朗読や「フッテージ」と呼ばれる
スケートボーディングのカッコイイ映像編集作品を鑑賞することで、
あたかも世界中の都市空間を路上からローアングルで
ナイトクルーズするようにスケートボーディングの
魅力に迫りたいと考えています。

今回は第1夜として近年、スケートボーディングから著しく
表現領域を広げるフランス在住のスケーター/文筆家である
スコット・ボーンによる作品に焦点をあてます。
彼の魅力は紳士的な風貌でありながら、熱を帯び、
ピュアに狂ったスピードで路上を突き抜ける圧倒的なスケーティングです。
また現在、サンフランシスコからフランスに活動拠点を移してからは
文筆に生活の重心を移した活動を続け、発表の場に恵まれない不遇な状況ながら
詩集の発表や様々なメディアへの寄稿を精力的に続けてきました。

今回の講座では、彼を取り囲む人間関係や業のせめぎ合いから生まれた
詩集『Cheating On The Metronome』と『Eclipse』からの作品の朗読をおこないます。
フランスに身をよせた異邦人、あるいはスケートボーディングを通して旅を続けてきた自由な視点、
そしてアメリカ南部発のルーツから現在に至るまでを垣間みることができるかもしれません。
加えて彼自身を理解する上で重要な、多くのスケーターに伝説的に語り継がれるフッテージ
『The Strongest of the Strange』等における、彼のスケーティングを
ささやかに上映鑑賞したいと思います。

あと当日は、みんなで色々とお話ができると思うので、興味あるな~とか、
スケート初心者から普段はオーリー練習のナード者やバリバリのハーコー輩を問わず
気楽にワイワイ語り合いましょう!

注意:
本講座では、アーティスト本人は来場しません。
あくまでも、作品を鑑賞するイベントであることをご理解ください。


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