!!気流舎共同運営への呼びかけ!!
・最新情報は twitter(@kiryuusha)をご利用ください。
・勝手に休んでいたり時間通りに開いていなかったりもします。
・移動仮設型ブックカフェつくってます。→「さわさわ気流舎(仮)計画」

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【SOMAトークVol.1】路上の空間実践論 -振る舞いから生まれる社会空間と世界の場所作り-


気流舎通信創刊を記念して3回に渡りトークイベントを開催します。
第1弾ゲストは「共に道を歩くこと 東アジアの場所作りと自主連合」を寄稿していただいた江上賢一郎さん。最近やたらアジア圏のオルタナティヴスペースを行き来きしている江上さんに「路上の空間実践」というお題でトークしてもらいます。後半はみんなで自由にディスカッション&交流しましょう。(ハーポ部長)
子供が隠れ家を作る、町中でちょっと腰掛ける事ができる段差を探す、高架下の反響を利用して音楽を演奏する、ビルの窓ガラスを鏡代わりにダンスの練習をする、公園のベンチの上で将棋盤を広げ道行く人と対局する、道路沿いに植木鉢を並べる、階段に腰掛けて新聞を読む、等々。
これら日常生活のささやかな空間の解読=活用から、ビラ張り、路上でのデモ、許可なしのレイヴパーティ、グラフィティ、空き家のスクワッティング、路上生活等々の、公共空間における政治的・文化的な表現活動や社会問題に対する諸実践に至るまで、人間はあらゆる形で空間を解読し、直接的に関わり、交渉し、日々新たな空間の創造を試みている。
けれども、これら人々の振る舞いや行為が生み出す「形のない空間」とは一体何なのだろうか。どのようにして私たちはこれらの見えない空間をどう把握し、考え、この「形のなさ」と「空間」をつなぐ言葉を見つけることができるのか。
イギリス留学中に出会った新しい社会運動の波の中で、自らの場所/空間を作りだすという生活実践を生み出すアクティヴィストたちの姿に衝撃を受ける。「空間=振る舞いの可能性」という視点から都市や社会空間を考え直すために「空間実践」という概念を思索中。
今回のトークではロンドンのエコビレッジ、スコットランドの高速道路建設反対キャンプからベトナムの路上のフィールドワーク、さらには最近のアジアの場所作りの諸実践まで、これまで撮影してきた写真とともに誰もが持っているはずの空間を作り出す能力とそこから広がる新たな共同性やネットワークの可能性について話をしたいと思います。(江上賢一郎)
日時:2013年11月9日(土)19時半〜
会費:無料(+投げ銭)
※1ドリンクオーダーお願いします。
江上賢一郎
Researcher/Photographer 1980年福岡県生まれ。早稲田大学、ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。イギリス留学中より、アートとアクティヴィズム、贈与経済、オルタナティブな自律空間についてのリサーチと写真による記録を始める。2011年度から東アジアのアクティヴィズムとアートの領域を横断する「東アジア有象無象」ネットワーク作りを開始。2012年度からはアジア圏での文化/社会運動の現場を周りつつ写真集「Alternative Asia」を作成中。
HP: 「urban potlatch」
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