ちかごろの気流舎




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Sat, 07 Dec 2013

生と死の精霊たちとクリスマス




この世界のバランスがくずれるとき、あの世とこの世の境目が曖昧になり、死者・精霊たちがこの世におとずれると考えられていました。
死者・精霊たちは恐怖や死をもたらす存在でしたが、同時に豊穣や生命を運んでくれもしました。かつては恐ろしい「鞭打ちじいさん」と呼ばれることもあった「サンタクロース」が靴下の中にプレゼントを入れてくれるのはこの古い習俗の名残です。人々は死者・精霊たちと同じように贈与・プレゼントの交換をして祭りをおこない、そうすることで太陽はふたたび力を取り戻して、世界は生まれ直すと信じられていたそうです。
日本列島でもこの時期に様々な芸能、お祭りがおこなわれました。そこでは、死者・精霊は「鬼」として現れ、人々の健康や幸運を願っていました。
神楽や能や狂言の中にもクリスマス・冬至におこなわれた贈与の思想が存在します。聖なる夜に、各地の祭りや芸能者の言葉をたどってみることで、贈与・プレゼントについて考えてみたいと思います。


「生と死の精霊たちとクリスマス」
2012年12月24日(火)20時から

講師:坂本大三郎(山伏)
入場無料(ドリンクオーダー)/投げ銭歓迎


当日は下北沢周辺の18店舗が集まって
店頭にキャンドルを灯す「小径のノエル」開催中です。
ぐるぐる巡ってみてくださいな。


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